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野球 コラム 2021年10月22日

ドジャースはポストシーズンの土壇場の試合で7連勝。ナ・リーグ チャンピオンシップシリーズは第6戦へ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ドジャースが2勝3敗

ドジャースが昨季のリーグチャンピオンシップシリーズの再現を果たそうとしている。

現地10月21日(日本時間22日)にドジャースタジアムで行われたナショナル・リーグ チャンピオンシップシリーズ第5戦。

勝てば1999年以来のワールドシリーズ進出が決まるブレーブスがフレディ・フリーマンの2ラン弾で先制するも、ドジャースは2回にクリス・テイラーの2ランで逆転すると、その後は一方的な試合展開となり、11-2で勝利してシリーズの決着をアトランタで行われる第6戦以降へ持ち越すことに成功した。結局、テイラーはこの日、殊勲の3ホーマーを放って大勝の原動力となった。

再三言われているように、昨季も同じ顔合わせとなったナ・リーグのチャンピオンシップシリーズは、ブレーブスが3勝1敗で王手をかけながら、3連敗を喫して敗退しており、今季もこれまでのところ、星勘定は全く同じ展開となっている。

ちなみに、昨季の同シリーズでは、崖っぷちに立たされたドジャースがコリー・シーガーの複数本塁打で勝利しており、この第5戦のテイラーによる複数本塁打にも、何やら因縁めいた物を感じるが、それにしても、ドジャースという球団は土壇場になると、なぜにこうも強いのか。

ドジャースは昨季リーグチャンピオンシップシリーズでのブレーブスに対する1勝3敗からの3連勝を皮切りに、今季もワイルドカードゲームでカージナルスを下すと(このときもテイラーが殊勲のサヨナラ本塁打を放っている)、1勝2敗と後がなくなったジャイアンツとのディビジョンシリーズでも2連勝でシリーズを制し、今回も負ければおしまいという状況で敗退を免れた。

なんでも、『MLB.com』がこの第5戦の試合後に掲載した記事によると、このドジャースによるポストシーズンで負ければ敗退という試合での7連勝という記録は、MLB史上3番目に長い連勝記録であり、2年間というスパンでの記録としては、史上最長とのこと。

記事によると、これまでの土壇場での最長連勝記録は、ジャイアンツが2012年から16年にかけて達成した10連勝で、同2位はロイヤルズが1985年から2014年にかけて達成した8連勝となっている。上位2チームの記録達成にかけたスパンを鑑みると、ドジャースによる2シーズンでの土壇場7連勝が如何に物凄い記録であるかが理解できる。

なお、『MLB.com』で今季ドジャースを担当したフアン・トリビオ記者によると、「これまでベスト・オブ・セブン(4戦先勝)のシリーズを1勝3敗として迎えた第5戦で勝利した45チームのうち、20チームが(44%)が勝負を第7戦まで持ち込んでおり、その20チーム中14チーム(70%)が逆転でシリーズを制覇している」とのこと。

統計的に見ると、ブレーブスが昨季のリベンジを果たすには、第6戦で勝負を決め切る必要があり、第7戦まで勝負がもつれ込むと、高い確率でドジャースがナショナル・リーグ2連覇を達成するということになる。

J SPORTS編集部

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