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野球 コラム 2021年10月20日

ドジャースが初勝利。ワールドチャンピオンが反撃の狼煙。ナ・リーグ チャンピオンシップシリーズ第3戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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1つ返したドジャース

ワールドチャンピオンが反撃の狼煙を上げた。それも、勝利の立役者となったのが、昨季ワールドシリーズ制覇に貢献したスター選手たちだったのだから、今後のシリーズの流れを占う上で、その意味はとてもなく大きい。

現地10月19日(日本時間20日)にドジャースタジアムで行われたナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第3戦は、2連敗として本拠地でのシリーズ初戦を迎えたドジャースが、終盤の逆転劇でシリーズ初勝利を挙げた。

2-5で迎えた8回裏、ドジャースはコディ・ベリンジャーの3ラン弾で一気に同点とすると、勢いそのままにムーキー・ベッツの適時二塁打で逆転に成功。9回はケンリー・ジャンセンが三者連続三振で締め、6-5で逃げ切ってシリーズを1勝2敗とした。

ブレーブスとしては、先発のチャーリー・モートンが立ち上がりで躓きながらも、2回以降は立ち直って良い流れを呼び込み、勝ちパターンの継投に持ち込んで勝利を目前にしていただけに、手痛い敗戦となった。

『MLB.com』は試合後にベリンジャーの同点3ランが、如何に驚異的な事実だったかについての記事を掲載し、その中で、「これはドジャース球団史上、ポストシーズンでは、8回以降で試合を引き分けにしたわずか3本目の本塁打であり、これまでは、1988年ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第4戦の9回にマイク・ソーシアが、そして1953年のワールドシリーズ第6戦にカール・フリーロが同様の本塁打を記録していた」とした。

その上で、「思い出して欲しいのだが、我々はこれまでポストシーズンに34回進出し、ワールドシリーズチャンピオンに7度輝いたドジャースについて言っているのである」と、その希少性と重要度の高さを強調した。

シリーズ3連敗の一歩手前から劣勢を跳ね返したドジャースは、前述のベリンジャーとベッツに加え、昨季ワールドシリーズMVPのコリー・シーガーも初回に2ラン弾を放って、ブレーブス・キラー振りを発揮するなど(これでシーガーはポストシーズンにおけるブレーブス戦での本塁打を7本とした)、引き続きロサンゼルスを舞台に行われる第4戦へ向け、弾みをつけることに成功した。

なお、その第4戦では、シリーズを五分に戻すべく、左腕のフリオ・ウリアスが先発マウンドに上がることになる。

一方、このポストシーズンで6試合振りに土のついたブレーブスは、惜敗を喫しはしたが、シリーズ第2戦を終え、8打数無安打と打撃不振に陥っていたフレディ・フリーマンに、この第3戦では3安打と当たりが戻って来たのはポジティブな要素と言えるだろう。

なお、ブレーブス投手陣にとって現地20日の第4戦はブルペンデーとなり、先発投手は明らかになっていないが、『MLB.com』はこの試合を展望する記事の中で、A.J.ミンター、ワスカー・イノア、あるいはドリュー・スマイリーの何れかがオープナーを務めることになるだろうと予想している。

息を吹き返したドジャース打線に対し、ブレーブスのブライアン・スニッカー監督がどのような継投策を見せるのかが、この第4戦の見どころの一つとなりそうだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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