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野球 コラム 2021年10月8日

ブルワーズvs.ブレーブス、最後までもつれ込む僅差の戦い。ナ・リーグ ディビジョンシリーズ展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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中地区と東地区王者の対戦

ナショナル・リーグのディビジョンシリーズは、今季MLBレギュラーシーズンの成績でトップ2を分け合った西海岸シリーズにどうしても視線が行きがちになるが、中地区王者のブルワーズと東地区王者のブレーブスが対戦するシリーズも実力が拮抗しているだけに、好勝負が期待されるカードとなっている。

ブルワーズとブレーブスがポストシーズンで対戦するのは、今回が史上初であり、このシリーズには“初物”としての趣がある。

ちなみにこの2チームは、今季レギュラーシーズンで6回対戦し、互いに3勝ずつと、全くの五分ながら、それぞれ敵地で2勝1敗と勝ち越しており、その点を考慮すると、ホームアドバンテージを握っているミルウォーキーが、必ずしも優位とは言い難いのかもしれない。

両軍の戦力を比較すると、攻撃面はほぼ互角ながら、投手陣はブルワーズに軍配が上がる。実際、ブレーブスを率いるブライアン・スニッカー監督は、ブルワーズとのシリーズを迎えるにあたり、相手の投手陣について「向こうの先発陣はこれ以上ないくらい良く、向こうにはこの上ないクローザーがついている」と、リスペクトを示すコメントを出している。

また、『MLB.com』は現地7日付で掲載した両チームの戦力からシリーズの展望を占う記事で、「戦力的には五分五分のため、このシリーズは決着が最後までもつれ込む僅差の戦いになるだろう」とした。

そして「ミルウォーキーの先発投手は違いとなるかもしれず、ブレーブスは5試合で、バーンズと2回、そしてウッドルフ、ペラルタ、さらにはルーアーかハウザーと1回ずつ対戦するなか、3勝をもぎ取るのに苦労することだろう」と予想している。

なお、上記の記事通り、シリーズ第1戦では、ブルワーズは今季ナ・リーグ最高投手の1人であり、サイ・ヤング賞の有力候補であるコービン・バーンズが先発登板することが発表されており、同リーグで防御率のタイトルを獲得した右腕が、ポストシーズン常連チームを相手に、プレーオフのマウンドでどのようなパフォーマンスを見せるのかは、非常に興味深いポイントとなる。

一方、ブレーブスはポストシーズンが何たるかを知り尽くしたチャーリー・モートンに先発マウンドを託すことになった。アストロズでワールドシリーズ制覇を経験し、昨季はレイズの一員としてワールドシリーズ進出を果たしたベテラン右腕と、今季最も勢いのある投手の投げ合いは、そのピッチングスタイルの対比などを含め、みどころに富んだ勝負になるだろう。

ちなみに、バーンズは今季7月に敵地でブレーブスと対戦し、5回途中、9安打5失点と攻略されているだけに、この第1戦は、ポストシーズン+雪辱という、5割増しのモチベーションで初回のマウンドに臨むことになりそうだ。

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J SPORTS編集部

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