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野球 コラム 2021年10月7日

アストロズvs.ホワイトソックス、70歳を超える名将2人が激突。ア・リーグ ディビジョンシリーズ展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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アストロズvs.ホワイトソックス

MLBでは両リーグのワイルドカードゲームが結末を迎え、現地10月7日(日本時間8日)からはディビジョンシリーズが幕を開ける。一足早く同シリーズ第1戦が開催されるアメリカン・リーグは、トップシードのレイズとワイルドカードゲームで宿敵ヤンキースを撃破したレッドソックス、そして中地区首位のホワイトソックスと西地区首位のアストロズが対戦する。

ヒューストンのミニッツメイドパークで第1戦が行われるアストロズとホワイトソックスのシリーズは、トニー・ラルーサ(ホワイトソックス)、そしてダスティー・ベイカー(アストロズ)と、何れも齢70を越えた球界屈指の名将対決となる。

この2人には、かつてナショナル・リーグ中地区で互いに監督として幾度となく対戦した歴史があり、いわば手の内を知り尽くした者同士の勝負となるため、通好みの奥深い試合展開が期待できそうだ。

通好みとは言っても、アストロズにはホセ・アルトゥーベ、アレックス・ブレグマン、ヨルダン・アルバレス、カルロス・コレア、ホワイトソックスにはティム・アンダーソン、ホセ・アブレイユ、ヤズマニ・グランダル、ヨアン・モンカダといったスター選手が揃っており、エンターテイメント性にも事欠かないシリーズとなるだろう。

どちらも破壊力抜群のラインアップを揃えており、打撃面では甲乙付け難いところだが、投手力では、先発ローテーションとブルペンを含め、総合的にホワイトソックスが上回っていると言える。

第1戦で先発登板するランス・リンは一時、ア・リーグのサイ・ヤング賞候補だった。第2戦で先発するルーカス・ジオリトは今季201奪三振の頼れるエース。この2人がヒューストン打線に一泡吹かすことができれば、第3戦以降は今季急成長したディラン・シースと今季オールスター初選出のカルロス・ロドンがローテーションに控えているだけに、シカゴでのシリーズ勝ち抜けも計算できる展開に持ち込めそうだ。

一方、実にここ7年で6度プレーオフに進出し、2017年にはワールドシリーズを制覇しているアストロズには、ポストシーズンの勝ち方を知り尽くしているという何物にも代え難い経験値の強みがある。

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加えて、今季ア・リーグ首位打者のタイトルを獲得したユリ・グリエルは好調のままレギュラーシーズンを終えたほか、目下絶好調のカイル・タッカーは、スター揃いの打線を更に分厚くしており、第1戦でヒューストンのマウンドを得意としていないリン(ミニッツメイドパークでは3勝6敗)を早いイニングでマウンドから引き摺り下ろす展開に持って行ければ、勢いそのままにスイープでの優勝決定シリーズ進出も十分に考えられる。

実際、『MLB.com』は現地6日付で掲載したこのシリーズの展望を占う記事の中で、「アストロズの中心メンバーは、2015年以降、ポストシーズン最初のラウンドで敗退しておらず、ここでもその勝ち抜けの連続性は続くだろう」とし、「4試合でアストロズの勝利」を予想している。

J SPORTS編集部

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