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野球 コラム 2021年10月4日

大谷翔平、第46号&100打点で「夢のシーズンを締め括る」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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最終戦で46号

エンジェルスの大谷翔平は現地10月3日(日本時間4日)、敵地Tモバイルパークでのマリナーズ戦で1番・指名打者として先発出場すると、第1打席に今季46号の先頭打者本塁打を放ち、シーズン100打点の大台に乗せた。

大谷は3打数1安打2四球(何れも申告敬遠)でシーズン最終戦を終え、試合はエンジェルスが7-3で勝利した。この結果、ポストシーズンへ勝利が絶対条件だったマリナーズは、プレーオフ進出を逃した。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で「46本塁打、100打点:ショウヘイが夢のシーズンを締め括る」と題した記事を投稿し、その冒頭で、この試合は「ショウヘイ・オオタニにとって、今年46本目のホームランを放ち、キャリア初の100打点に達するなど、歴史的な2021年シーズンに相応しい結末となった」と伝えた。

記事では大谷によるシーズン46本塁打について、「二刀流スターはマイク・トラウト(MVPを獲得した2019年に45本塁打を記録)を抜き、2000年に47本を放ったトロイ・グロースに次ぐ、エンジェルス史上2番目の記録でシーズンを終えた」とした。

その上で、「今季MLBの本塁打数でカンザスシティのサルバドール・ペレス(48本)とトロントのブラディミール・ゲレーロJr.(48本)に次ぐ3位に入ったオオタニはしかるべくして、今季ア・リーグMVPの最有力候補と目されている」と伝えた。

大谷のシーズンフィナーレとなったアーチの打球初速は112.9マイル(約181.7キロ)、そして推定飛距離は418フィート(127.4メートル)だった。また、記事によると、「オオタニはアメリカン・リーグ最多の20敬遠でシーズンを終えたが、これはア・リーグでは2018年のトラウト以来最多」とのこと。

これで大谷は打者としての成績を打率.257/出塁率.372/長打率.592、46本塁打(MLB3位)、8三塁打(今季MLB最多タイ)、100打点(ア・リーグ13位)、103得点(ア・リーグ8位)として2021年のレギュラーシーズンを終えたわけだが、1シーズン45本塁打以上、25盗塁以上、100打点以上、8三塁打は史上初の快挙となった。

一方、投手としては、23試合に先発登板し、130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振と、こちらも堂々たる成績を残した。

ボリンガー記者によると、ジョー・マドン監督は大谷による有終の美を飾る本塁打について、「どれだけ美しかったかね?恐らく彼が勝負してもらえるのは、先頭打者の時だけだね。それだけに最高だった」と述べた。

そして、二刀流スターによる歴史的なシーズンについて、「彼はまたしてもホームランを打ち、100打点としたのだが、これは最高のシーズンに花を添える締め括りであり、ケーキにサクランボを乗せたようなものだね。ただただ、とんでもなく素晴らしかった。将来、この快挙を再現できるのは1人しかいない。それは彼だ」と述べたとのこと。

今季ア・リーグMVP投票で大谷のライバルになると目されているゲレーロJr.は、打撃タイトル一冠(1位タイの本塁打)に留まり、ポストシーズンに望みを残していたブルージェイズは最終戦で勝利したものの、ヤンキースとレッドソックスが揃って勝利してワイルドカード2枠を手にしたしたため、プレーオフ進出を逃している。

この結果が、シーズンMVP争いへどう影響を与えることになるのか、今後の現地報道の論調に注目したい。

J SPORTS編集部

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