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野球 コラム 2021年10月3日

大谷翔平、シーズンMVP獲りを固めるべく最終戦へ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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歴史的シーズンの最終戦に臨む大谷翔平

エンジェルスの大谷翔平は現地10月2日(日本時間3日)、敵地Tモバイルパークでのマリナーズ戦に2番・指名打者で先発出場するも、2打数無安打2四球と、この日も快音を響かすことはできず、100打点の大台到達はレギュラーシーズン最終戦へ持ち越しとなった。

試合はマリナーズが6-4の逆転勝ちで、ポストシーズン進出へ望みをつなげた。これでアメリカン・リーグのワイルドカード2枠を巡る争いは、ヤンキースとレッドソックスが同率で並び、1ゲーム差でマリナーズとブルージェイズが追う展開となった。

◆ア・リーグ ワイルドカード争い

1位 91勝70敗 レッドソックス、ヤンキース
3位 90勝71敗 ブルージェイズ、マリナーズ

※地区2位以下の勝率1・2位が「ワイルドカードゲーム」(1戦制)に進出

現地3日の最終戦を前に、レッドソックスとヤンキースは少なくともタイブレーク進出は決定しており、両チームとも勝利でポストシーズン行きが確定する(レッドソックスはナショナルズ、ヤンキースはレイズと対戦)。

一方、マリナーズとブルージェイズは最終戦(マリナーズはエンジェルス、ブルージェイズはオリオールズと対戦)での勝利が絶対条件となり、その上でヤンキースか、レッドソックスが負けることによりタイブレークが実現する。

『MLB.com』は同日付で「シーズン最終戦で何が懸かっているのか」と題した記事を掲載し、現地3日に一斉に開催されるレギュラーシーズン最終戦のみどころを紹介。

その中で先述したア・リーグのワイルドカード争いについて言及するとともに、同リーグの本塁打王争いについて、「今季のア・リーグの本塁打王争いほど興奮するものはない」とした。

その上で、「水曜のホームランでサルバドール・ペレスはMLBトップの48本とし、これをブラディミール・ゲレーロJr.が46本(※ゲレーロJr.は記事掲載後に47号を打っている)で追っており、ショウヘイ・オオタニは45本、そしてマーカス・セミエンは44本としている」とし、数学的には大谷にも可能性が残されていることを示唆した。

とは言え、エンジェルスの最終戦の相手は、引き続きポストシーズン進出へ勝利が絶対条件となるマリナーズとなるため、大谷は多くのケースで勝負をしてもらえない可能性が高く、本塁打王は極めて難しいと言えそうだ。

一方、MVP争いについては、「オオタニはMVPアワードへ歴史上、唯一無二の立証を築き上げてきたが、ゲレーロJr.もブルージェイズをポストシーズンに導くことで、ア・リーグMVPへ最後の一押しを試みることになる」と、大谷の優位を伝えつつ、ゲレーロJr.にもチャンスが残されているとしている。

仮にゲレーロJr.が逆転で本塁打王、あるいは本塁打と打率の二冠に輝き、チームをポストシーズンへ導いた場合、現地でも多くの識者が今季MVPに推す大谷にとって、ブルージェイズの大砲が驚異の存在となることは間違いなさそうだ。

歴史的なシーズンを展開した二刀流スターは、果たしてどのような終幕を見せてくれるのか。ア・リーグのワイルドカード争いや、それぞれの個人タイトルの行方を含め、みどころの多いレギュラーシーズン最終日となりそうだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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