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またも快挙達成
シーズン最終盤に差し掛かり、二刀流スターのたたき出す数字に、必ずと言っていいほど、「誰々以来の快挙」、あるいは「何年振りの快挙」といった文字が踊るようになってきた。
エンジェルスの大谷翔平は現地9月30日(日本時間10月1日)、敵地グローブライフフィールドでのレンジャーズ戦に2番・指名打者で先発出場すると、本塁打こそ出なかったものの、初回に今季8本目の三塁打を放つなど、5打数2安打1打点とし、MLB史上初となる1シーズンでの「45本塁打、8三塁打、25盗塁」を達成すると共に、今季の打点を99とし、3桁の大台に王手をかけた。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で投稿した記事の冒頭で、「アメリカン・リーグで45本塁打、25盗塁を達成した史上2人目の選手となった翌日に、二刀流の天才、ショウヘイ・オオタニは木曜のレンジャーズ戦で適時三塁打を放ち、またも大きな節目を達成した」とした。
そして、「これはオオタニによる今季8本目の三塁打であり、これで彼は三塁打の本数でアリゾナのデビッド・ペラルタとともにメジャーリーグ首位タイに立ち、さらに、殿堂入りしたマイク・シュミットが1980年に達成して以来となる1シーズン、45本塁打、8三塁打を達成した」とした。
さらに「ア・リーグMVP最有力候補のオオタニは、6回にも二塁打を放ち、今季の長打を79本としたが、彼を上回るのはトロントのマーカス・セミエン(85本)のみとなっている」と伝えた。
記事ではこの日の大谷の達成について、「これでオオタニはエリートの仲間入りを果たしたわけだが、両リーグを通じて、これまで単一シーズンで45本塁打、8三塁打を達成した他の選手の顔ぶれは、何れも殿堂入りしているジム・ライス、ウィリー・メイズ、エディ・マシューズ、アーニー・バンクス、ジミー・フォックス、ジョー・ディマジオ、ルー・ゲーリッグ、そしてベーブ・ルースとなっている」。
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