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野球 コラム 2021年9月30日

大谷翔平、投手は今季終了。目指すは本塁打王と100安打、100得点、100打点、100投球回、100奪三振と5つの3桁

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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残りは打者に専念する

大谷翔平は今季マウンドでの役割を終えたようである。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、現地29日付で、「オオタニは日曜の試合で投げず、DHで出場」と題した記事を投稿し、その冒頭で、「エンジェルスの二刀流スター、ショウヘイ・オオタニのマウンド上でのシーズンは、水曜にジョー・マドン監督が日曜のマリナーズとのシーズン最終戦でオオタニは先発登板しないと言ったため、終了となった」と伝えた。

今季、大谷は投手として23試合に先発し、130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振とし、ベーブ・ルース以来103年振りとなる1シーズンでの2桁勝利&2桁本塁打に王手をかけていたが、この快挙達成は来年以降へ持ち越されることになった。

記事によると、この決定についてマドン監督は、「彼と話をしたのだが、彼はもう今季は投手としては終わりにするのが良いと感じていたので、そうすることにした。そんなに複雑なことではないんだ。彼には今季残りは、ピッチングを気にすることなく、打撃に専念させることにしただけなんだ」。

「彼は登板した最後の2試合でとても力強く締め括ったので、今は、もう得る物は何もないと思う。なので、恐らく彼には投球させないのが最良だと思う。そして繰り返しになるが、これは彼との会話で決めたことだ」と述べたとのこと。

なお、大谷は現地9月29日(日本時間30日)に敵地グローブライフフィールドで行われたレンジャーズ戦で、1番・指名打者で先発出場し、6回に内野安打で出塁すると、二盗を決め、史上6人目となる1シーズン「45本塁打&25盗塁」を達成した。またこの後、大谷は本塁に生還し、今季の得点を100の大台に乗せた。

地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に掲載した記事の中で、大谷の放った鋭い打球の安打について、「オオタニは2本の単打を放ち、これには二塁手アンディ・イバニエズのグラブを引き裂いたように見えた打球初速109マイルの弾丸も含まれる」と伝えており、記事によると、試合後、マドン監督は、「あれでMVPは確定したね。グラブを破壊し始めたら、その選手はMVPだよ」と述べたとのこと。

大谷はこの試合で26盗塁目も成功させており、今季の成績を45本塁打、26盗塁、100得点としているのだが、「45本塁打&25盗塁」はアメリカン・リーグでは1998年のホセ・カンセコに次ぐ史上2人目の快挙であり、両リーグを通算しても史上6人目の快挙となる。

また、ボリンガー記者は試合後に投稿した記事の中で、「カンセコは1998年に100得点には達しておらず、オオタニはア・リーグ史上初めて45本塁打、25盗塁、100得点を達成した選手になった」としている。

大谷は目下、98打点としており、打者に専念する残り試合で100打点の大台に乗せることができれば、100安打、100得点、100打点、100投球回、100奪三振からなる前人未到の5部門での3桁達成となる。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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