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野球 コラム 2021年9月27日

大谷翔平、快投で150奪三振など数々の記録を達成するも2桁勝利だけは手にできず

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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7回1失点も10勝目ならず

二刀流スターの快投に、またも白星だけがついてこなかった。

エンジェルスの大谷翔平は現地9月26日(日本時間27日)、本拠地エンジェルスタジアムでのマリナーズ戦に今季10勝目を期して2番・投手で先発出場すると、7回112球を投げ、5安打1失点10奪三振無四球と快投を見せるも、同点のまま降板となり、勝敗はつかなかった。試合はブルペンが攻略されたエンジェルスが1-5で敗れた。

地元紙『オレンジカウンティレジスター』は同日付で電子版に、「ショウヘイ・オオタニは好投もエンジェルスは本拠地最終戦で敗れる」と題した記事を掲載し、その冒頭で、「エンジェルスファンは今季最後となったエンジェルスタジアムのマウンドを後にするショウヘイ・オオタニへスタンディングオベーションを贈り、彼への愛を示した」とした。

その上で、「オオタニはまたしても力強い7回を投げ、1失点10奪三振として、ファンとエンジェルスが欲していたものを与えたが、その結末は、だれもが余りに見慣れたものとなった」と、大谷の好投がまたも勝利に結びつかなかったことを伝えた。

記事によると、エンジェルスを率いるジョー・マドン監督は試合後、マウンド上で素晴らしいパフォーマンスを見せた大谷について、「とても良かった。彼はいつもああいう感じだ。彼はずっと安定している」。

「彼は素晴らしい投球で絶対的なエースの様に投げた。力強く締め括った。とにかく打者を打ち取り続けた。彼は良くなり続けている。私が初めて見たときと今では全く別の選手になった。彼はとにかく良くなり続けている。これまた壮観なパフォーマンスだった」と絶賛したとのこと。

2桁勝利こそお預けとなったものの、これで大谷は今季投手として23試合に先発し、130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振とし、シーズン150奪三振を達成した。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、試合直後に投稿した試合の速報記事に、「ア・リーグMVP最有力候補が150奪三振の大台に到達」と小見出しをつけ、その冒頭で「またしてもマウンド上で支配的なパフォーマンス」とこの日のマウンド上の大谷を評した。

そして、「午後を通してファンによるMVPチャントが降り注ぐなか、彼は150奪三振の大台に到達すると共に、キャリア初となる2試合連続10奪三振以上を記録した」とした上で、「当然と言うべきか、これまで45本以上のホームランを打ちつつ、投手として打者を150回三振で打ち取った選手はいなかった」と伝えた。

また、ボリンガー記者は記事の中で、「彼はシアトルで来週日曜に行われるシーズン最終戦でもう一度先発登板するチャンスがある」と、ベーブ・ルース以来の2桁勝利&2桁本塁打へ向け、大谷にラストワンチャスが巡って来る可能性があることを伝えている。

投手・大谷はこれで今季ホームでの成績を6勝無敗、防御率1.95としたのだが、記事によると、「これで彼は、両リーグを通じ、1シーズンに本拠地で13試合以上に先発し、黒星なしで防御率2.00未満を記録した史上わずか6人目の投手となった(オープナーを除く)」とのこと。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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