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6月下旬から白星が遠い
パドレスのダルビッシュ有は、負傷者リストからの復帰後2試合目となる敵地ダイヤモンドバックス戦に先発登板するも、3回途中8安打6失点(自責5)で降板し、今季9敗目を喫した。アリゾナでは前回登板時も3回途中6安打5失点と苦戦しており、同地では2試合連続して不本意な降板となった。
地元紙『サンディエゴユニオントリビューン』は、同日付で電子版に掲載した試合の速報記事の冒頭で、「もう随分前のことのように思えるが、ユウ・ダルビッシュがマウンドに上がれば、結果は保証されていることを意味する時期があった」と前置き。
その上で、「それも今となっては、全てお伽噺だ」とし、「ダルビッシュがまたも、メジャーリーグ最低成績でOPSも5番目に低いチームを相手に苦しんだ」と、復調の兆しを模索する右腕について伝えた。
記事によると、ダルビッシュ降板のタイミングについて、ジェイス・ティングラー監督は「少し前回の試合のことが頭にあったと思う。(前回)彼は3回に苦戦したが、5回と6回はいつも通りシャープだった」とした。
そして、6月下旬以降勝利から遠ざかっている右腕については、「私はユウに絶大なる信頼を置いている。今後もユウに対しては絶大なる信頼を置く。彼はシーズンを通して、我々に良い働きをしてくれている。彼はこれまで最高だったし、フィニッシュへ向け素晴らしくなるだろう。私は彼をかなり信頼しているし、それが揺らぐことは微塵もない」と述べたとのこと。
一方、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、同日付で「パドレスが懐疑論と楽観論の両方を引き起こす」と題した記事を投稿し、フライアーズ(パドレスの愛称)のポストシーズン進出へ向けた懐疑論の理由の1つとして、「ダルビッシュの苦闘」を挙げた。
そして、右腕の現状について、「ユウ・ダルビッシュがポストシーズンの第1試合、あるいはナ・リーグのワイルドカードゲームでボールを託されるのは、既定の結論であると思える時期もあった」と前置きした上で、「現時点では、彼は良くてもパドレスの先発ローテンションで3人目の投手である」と評した。
パドレスのポストシーズン進出、そしてその先の勝利へ向け、エースの復活が待たれる。
J SPORTS 編集部
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