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手術を受けた前田健太
既に報じられている通り、現地9月1日(日本時間2日)にツインズの前田健太がトミー・ジョン手術を受けたことが明らかとなった。これで右腕のマウンド復帰は来季以降となったわけだが、『MLB.com』の伝えるところによると、通常よりも復帰までの期間が短くなる可能性があるとのこと。
『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者は、同日付で投稿した記事の冒頭で、「ケンタ・マエダは水曜に、ダラスにてキース・マイスター医師による成功裏に終わったトミー・ジョン手術を受けたと、ツインズのロッコ・バルデリ監督が発表した」とした。
「マイスター医師がマエダの右肘を診断するまでは、もう少し軽い手術で、復帰までの時間が短い可能性もあったので、これはマエダとツインズにとって最高のシナリオではなかったが、マエダはこの結果も予想した上で手術に臨んでおり、これにより彼は残りの2021年シーズンを欠場し、2022年も大半を欠場することとなった」とした。
そして、バルデリ監督による、「成功した1日だった。我々は(主任アスレチックトレーナーの)マイケル・サラザールと医師たちから聞いたことにとても満足しているし、今後、ケンタがリハビリを始めることになれば、より多くを知ることになる」とのコメントを伝えた。
記事によると、前田の復帰時期について、バルデリ監督は、「現時点では、知る由もない」と述べたとのことだが、野球部門最高責任者のデレク・ファルビーは、右腕が来季マウンドに上がることについて、「確実に望みはある」と述べたとのこと。
通常、トミー・ジョン手術を受けた場合、復帰まで12~16ヶ月を要すが記事では、「マエダは9~12ヶ月で復帰できる可能性がある」としており、その理由について「マイスター医師が損傷部にインターナルブレスを加えたため」と伝えている。
また、手術の内容が当日になるまではっきりしなかった理由については、「MRIの検査だけでは、損傷部の範囲がはっきりしなかった」ためであり、これについてファルビーは、「これが初期段階では、ブレス修復のみで済むオプションと、より影響の大きい修復とブレスを併用するオプションがあった理由であり、我々は最終的に前者ではなく、後者で落ち着いた」と述べた。
パク記者は、記事の中で「マエダは、実際のところ手術を回避するオプションもあったと述べた」としており、それでも手術に踏み切った理由について、「マエダはこの件について長期的な視野で見ている」とした。
その上で、「確かに、彼はマウンドに復帰したときには34歳になっているが(もし、彼が来季全体を欠場する場合、35になる可能性もある)、彼は自分のフィットネス、そして復帰後も球速に頼らずとも良いと言う事実に自信を持っているから」とした。
J SPORTS 編集部
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