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野球 コラム 2021年8月26日

大谷翔平、3被弾。リードして降板も救援が打たれ9勝目はお預け

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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9勝目はお預け

エンジェルスの大谷翔平は現地8月25日(日本時間26日)、敵地でのオリオールズ戦に1番・投手で先発出場すると、投手としては5回を投げ、5安打4失点、無四球7奪三振とし、勝ち投手の権利を得て降板。打者としては4打数無安打で快音を響かせる事はできず、チームも逆転を許し、6-10と逆転負けを喫したため、大谷の今季9勝目はお預けとなった。

目下19連敗中だった相手に対し、2桁勝利へ王手を目指した大谷の降板のタイミングについて、地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に掲載した記事の冒頭で以下のように伝えた。

「ジョー・マドン監督は水曜の夜に、苦闘するショウヘイ・オオタニをもう1イニング引っ張るか、あるいは人手不足のブルペンに試合を託すか選択しなければならない居心地の悪い立ち位置に身を置いた」。

そして、「エンジェルスの監督はオオタニを5回終了後に下げる選択をするも、ブルペンがリードを守り切れなかったエンジェルスは、ボルティモアにて連敗を19で止めたオリオールズに10-6で敗れた」と振り返った。

さらに記事では、「珍しく調子の悪い試合となったオオタニは、5回にこの夜3本目の本塁打を許し、オリオールズに6-4まで追い上げられた」とし、「オオタニはマドン監督に6回もマウンドへ戻してくれるよう説得を試みるも、マドン監督は彼を降板する決断を下した」とした。

その上で、マドン監督は「あれが正しかったと私には分かっていた。彼は素晴らしい仕事をした。彼は5回を終え85球を投げていた。フィールド上は恐らく100度(約38℃)くらいあったし、他にも色々と影響があったので、あれが正しかったと思う」と述べたと伝えた。

一方、『MLB.com』は同日付で「オオタニも人間: 初のマルチ被弾」と題した記事を掲載し、大谷の5回降板について、マドン監督は「とにかく、難しい5イニングだったと思った。彼は明日もプレーするので、1年のこの時期に、あの状況のなか、あそこで彼を引っ張る理由はどこにもないと思った」と述べたと伝えた。

また、大谷が今季、敵地での防御率を4.25、本拠地での防御率を1.92としていることについて、「エンジェルスの監督が言う通り、オオタニは感覚に基づいて投げるため、右腕が本拠地でより良い投球をしているのは大きな驚きではない」とした。

そして、マドン監督による「彼は最高の投球を落ち合わせていなかった。彼は何本かホームランを許した。知っての通り、彼は多くのホームランを許す投手ではないが、それでもこの球場はそうなってしまう。ただ、全体的に、これまで見てきたいつも通りの良さはなかったと思う」とのコメントを引用。

この日のマルチ被弾の要因が球場の特性と大谷の不調が重なったことによるものだと分析した。

J SPORTS編集部

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