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大谷、37号本塁打
二刀流スターが本格的にエンジン再始動である。
エンジェルスの大谷翔平は現地7月28日(日本時間29日)、本拠地エンジェルスタジアムでのロッキーズ戦に2番・指名打者で先発出場すると、4回の第3打席で逆転の3ランを放ち、MLBトップを堅持する本塁打数を37本に伸ばし、独走状態を持続させた(2位はゲレーロJr.の32本)。試合はエンジェルスが、8-7で競り勝った。
オールスター直後に経験した束の間のスランプを完全に過去のものとした大谷の今季37号ホーマーについて、地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に掲載した記事のなかで、「オオタニの37号ホームランは、1万6365人と発表された観客を大いに沸かせるとともに、北米・南米以外の出身選手として、単一シーズンの記録を更新した」と伝えた。
一方、『MLB.comは試合終了直後に掲載した記事の冒頭で、「景気付けを必要としていたエンジェルス打線だったが、他でもないショウヘイ・オオタニがエンジェルスタジアムを沸かせた力の衝撃をもたらした」とした。
その上で、推定飛距離388フィート(約118.3メートル)のホームランのシーンについては、「3ランでジャック・メイフィールドと、デビッド・フレッチャーが得点すると、オオタニがダイアモンドを回る間、エンジェルスタジアムは“MVP”チャントに包まれた」と伝えた。
なお、記事によると今回の本塁打の打球初速は113.1マイル(約182キロ)であり、「これは彼による今季7本目の打球初速113マイル越えの本塁打となったが、これは他のどの選手よりも2本多い」とのことだ。
J SPORTS 編集部
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