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野球 コラム 2021年7月20日

大谷翔平、6回無失点の好投を「独創的」と指揮官が称賛

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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6回無失点も勝ち星は付かず

エンジェルスの大谷翔平は現地7月19日(日本時間20日)、敵地でのアスレチックス戦に2番・投手で先発出場すると、投げては6回3安打無失点8奪三振1四球と好投。

打っては3回の第2打席にセンター後方のワーニングトラックへ打球初速115.9マイル(約186.5キロ)の二塁打を放つなど、二刀流の本分を果たすパフォーマンスを見せた。

しかし、大谷は0-0で降板したことから、今季5勝目はお預けとなり、試合はブルペンが崩れたエンジェルスが1-4で敗れた。

地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に掲載した試合の詳細記事の冒頭で、大谷からマウンドを引き継いだ2番手シシェックが3失点を喫したことから、「スティーブ・シシェックによるあっという間の崩壊が、またしてもショウヘイ・オオタニによる力強い登板を台無しにした」と伝えた。

ちなみに、弁護をするわけではないが、7回に2四球で走者を出した後に3ランホームランを浴びたシシェックが、本塁打を浴びたのは46イニング振りであり、それまでメジャーで現行最長となる被本塁打ゼロの連続回数を伸ばしていただけに、これはチームにとっても本人にとっても悔やまれる一発となった。

なお、記事によると試合後、ジョー・マドン監督はマウンド上でいつも通りの素晴らしい投球を見せた二刀流スターが、3回以降にスライダーを投球の軸とする組み立てにしたことについて、「特別だ。とても特別な男だ。彼はまたしても難局に上手く対処した。とにかく独創的だ」。

「試合が進む中、彼は相手がどう予想するかを基に、それまでと違うことを始め出すんだ。彼の球速はかなり速かったし、スライダーも良かった。カットボールも良かった。最終的には、最後の方でスプリットも取り戻したね。最後は、スプリットで空振りを奪っていた。今回も彼は自分の役割で特別なパフォーマンスを見せた」と述べたとのこと。

さらに、『MLB.com』の掲載した試合の速報記事によると、マドン監督は上記に加え、大谷の見せる柔軟な投球術を「彼は自分の目の前で何が起こっているか観察しているんだ。彼は試合の途中で無数の調整をすることができ、実際にそれをやっているんだ。そして、彼はそれをこれ以上ないくらい独特のやり方でやるんだよ」と評したとのこと。

柔と剛を併せ持つ投手・大谷。残念ながら勝ち星は伸びていないが、シーズンMVPヘ向け、着実にクオリティスタートの回数は増えつつ、防御率は良くなっている。

J SPORTS編集部

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