人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2021年7月14日

大谷翔平、二刀流でオールスターデビュー。先発投手で2人目の100マイル越えを披露

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

1番・指名打者兼先発投手としてオールスターゲームに先発出場し、MLBの歴史に新たな1ページを記した大谷翔平がマウンド上で魅せた。

打者としては2打数無安打と、マックス・シャーザーら、ナショナル・リーグを代表する投手たちを相手に、2打席連続で内野ゴロに打ち取られた大谷だったが、1回裏にマウンドに上がると、フェルナンド・タティスJr.、マックス・マンシー、そしてノーラン・アレナードと、ナショナル・リーグの先頭3人を3者凡退に打ち取った。

1回を三者凡退に打ち取る

なかでも、アレナードとの対戦では、フォーシームで最速100マイル越えを記録。『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、試合の行われた現地13日付で投稿した記事の冒頭で次のように述べている。

「500フィート(約152.4メートル)越えのホームランを6本打ってホームランダービーの記録を塗り替えた翌日、二刀流スターのショウヘイ・オオタニが、火曜のオールスターゲームで強肩を見せつけ、三者凡退に打ち取った初回に、最速100.2マイル(約161.3キロ)速球を投げた」。

そして、「オールスターの先発投手としての100マイル越えは、スタットキャストが導入された2015年以降では、2018年に達成したレッドソックスの左腕、クリス・セール以来史上2人目」であると伝えた。

記事によると、リードオフとして大谷と対戦したタティスJr.は、現地局『FOX』のインタビューで二刀流スターについて、「誰もが驚嘆させられている」とコメント。

そして、「人々がベーブ・ルースの伝説に思いを馳せ、それを目にしたいと思っているかもしれないが、この男は、それと同じ方向へ、同じ道程を辿っているんだ。彼がケガをせず、このままやり続けてくれことを願うよ。これはこのゲームにとって最高のことだね」と述べたとのこと。

地元紙『オレンジカウンティレジスター』も投手・大谷の100マイル越えをヘッドラインで報じており、こちらは電子版に掲載した記事の冒頭で、次のように述べた。

「ここ数ヶ月で、ショウヘイ・オオタニはアクセルを緩めて投球する技巧をマスターしたように見えたが、野球界が注目した火曜のオールスターゲームでは、エンジェルスの二刀流選手は全く手加減しなかった」と前置きした上で、アレナードに対して投じた100.2マイルのフォーシームについて伝えた。

1番で2度打席に立つ

記事によると、対戦したアレナードは大谷について、「彼は前評判通りだった。彼は素晴らしいね」と述べたとのこと。また、2番打者として対戦したマンシーは、「信じ難いことだね。昨晩ホームランダービーをやった翌日に彼がプレーできたという事実がね」。

「ここはプレーするのがタフな場所なんだ。呼吸もしずらいしね。すぐに疲れてしまうんだ。昨晩、(ホームランダービーに出た)選手たちがすぐにヘトヘトになったのが見て取れたよね。彼がそこから戻って来て今日投げられたというのは、かなり信じ難いことだよ」と、感心頻りだった模様。

打者有利とされる標高の高いクアーズフィールドで、投手として“ショウ・タイム”を繰り広げた大谷。シーズン後半へ向け、大きな手応えを掴んだのではないだろうか。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ