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野球 コラム 2021年6月2日

ダルビッシュ有、古巣シカゴ再訪を現地メディアが温かく伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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古巣シカゴでの登板はならなかった

パドレスのダルビッシュ有は、前回登板が後ろ倒しとなったことで、残念ながら今回のカブスとのシリーズでは、古巣の本拠地であるリグレーフィールドでの先発登板は叶わなかったわけだが、それでも昨シーズンまで過ごした場所での滞在を楽しんでいるようだ。

現地局『NBC』のシカゴローカルは、現地1日付で電子版にダルビッシュに関する記事を掲載。その冒頭でパドレスのエースが、リグレーフィールドのビジター側ダグアウト後方の観客席にいたプレスボックスの名物記者をスマホで撮影し、早速その写真をツイッターに投稿したことについて触れた。そして、「カブスがサラリーダンプで、ダルビッシュをトレードして4ヶ月が経ったが、昨年のサイヤング賞投票2位の選手は、まだ同じユーモアセンスを持ち合わせていた」と伝えた。

記事ではこうしたユーモラスで、気さくなダルビッシュの人柄から、「(カブス)ファンがフィールドや、ツイッター上で両手を広げて彼を温かく迎え、彼を恋しがったのも道理である」とした。

その上で、ダルビッシュによる「彼らは今でも『僕らは君を愛している』『戻って来て』と言ってくれる。僕の(シカゴでの)最初の年より良くしてくれている。(当時も)ファンは良くしてくれたけれど、ツイッター上では、そうではなかった」とのコメントを掲載。

また、記事によるとヒューストンからシカゴへ移動する際のことについて、右腕は「ヒューストンから飛行機でここへ来るとき、街を見たのだけど、ちょっと奇妙な感じがした。僕はここへ帰ってくるのを本当に楽しみにしていたんだ」と述べたとのこと。

さらに、「シカゴが恋しいと述べたダルビッシュは、ノースショア(シカゴ北部)の自宅は維持する予定」としつつ、ダルビッシュ本人は、この春のトレードでパドレスからカブスへ移籍したザック・デイビーズが頑張っていることから、「彼らは僕を必要としていない」と述べたと伝えた。

着るユニフォームは違えど、ダルビッシュは今季もチームのエースとして活躍しているわけだが、記事では、そのことについてダルビッシュの移籍を惜しむかのように、「パドレスは今年、ダルビッシュが先発した試合を10勝1敗としており、さらに彼はパドレスとカブス両方のロースターで、どの投手よりも平均投球イニングが多い」とした。

そして、かつてカブスに在籍したことのあるパドレスのラリー・ロスチャイルド投手コーチによる、「彼は開幕戦で先発したが、それが(彼が何を意味するのか)物語っていると思う。スネルが調子を上げるまで、ユウがやってくれたことは、我々にとってとても重要だった」とのコメントを引用。

さらに、パドレスを率いるジェイス・ティングラー監督による、「彼にボールを渡すと、彼は毎回深いところまで投げてくれる。彼は我々が試合に勝利する絶好の機会を与えてくれるんだ。それって、ほとんど真のエースの定義だよ」とのコメントを引用した上で、「ほとんど?彼の投げっぷりや、11先発で防御率2.16というのは、シーズン序盤におけるサイヤング賞候補の定義だ」と続けた。

その上で、記事では「ダルビッシュがいたら、カブスのナ・リーグ中地区のリードはどれだけ大きなものになっていたことか」との疑問が投げかけられ、それに対するロスチャイルド投手コーチの「それは誰にも分からないけれど、僕らには彼がいて良かったのは確かなところだ」との返答で結ばれている。

シカゴのメディアもダルビッシュが恋しい模様である。

J SPORTS編集部

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