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野球 コラム 2021年5月31日

菊池雄星、安定感を増すピッチングで今季3勝目

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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マリナーズの菊池雄星は現地5月30日(日本時間31日)、本拠地・Tモバイルパークでのレンジャーズに先発登板し、7回途中3安打2失点5奪三振と好投し、今季3勝目をマークした。

地元紙『シアトルタイムズ』は、同日付で電子版に掲載した記事の中で、この日の左腕について、「ユウセイ・キクチが、シアトルに見事な登板をもたらした」と評価した上で、5回までノーヒットピッチングを披露し、6連続クオリティスタートとなる6回2/3で3安打2失点5奪三振を伝えたあと、「今季の勝敗を3勝3敗に改善させた」と振り返った。

3勝目をあげた菊池

さらに記事では、菊池について「キクチは第1球から支配的で、強さが増したパフォーマンスを披露」と称賛した上で、速球が99マイル(159キロ)に達し、動きの鋭いカットボールは平均92マイル(148キロ)ほどに達したことで、「レンジャーズの打者を切り裂いた」と、その投球の内容について伝えた。

また、104球を投げ、ネイト・ロウを四球で歩かせたところで降板となった場面について、記事では「11,198人の観客からスタンディングオベーションを浴びた」と報じた。

記事によると、好投した菊池についてチームを率いるスコット・サービス監督は、「彼のインテンシティのレベルや、競争心のレベルは、我々がこれまで見てきた通り素晴らしかったと思う。今日の投球への没入具合は、恐らく今までで一番良かったのではないかと思う」。

「プレス席で聞こえたかどうか私には分からないが、フィールドにいる我々には聞こえたんだ。彼は喉を鳴らすように声を上げていた。彼はあれをやると、考えるのを止め、ボールは彼の手から飛び出して行くんだ。あれはシビれるね」と述べたとのこと。

一方、『MLB.com』は同日付で掲載した記事の中で、菊池が先発した10試合のうち、9試合で安定して6回以上投げていることを高く評価しており、「これは火曜にようやくマルコ・ゴンザレスが戻って来るマリナーズの、窮地に立たされた先発ローテーションという文脈から考えると、かなり大きなことだ」と伝えている。

また、記事によると「サービス監督にとって、6日おきに左腕が安定して6~7イニング投げてくれることは、自信に思えるポイントまで達したのだろうか?」と問いかけ。


それに対し監督自身、「我々は正にそう思っている。一貫性もそうだし、仮に彼が序盤に1、2点失ったとしても、彼はとにかく武器を持っていると思えるんだ。彼はタンクにたくさん燃料を持っている。この男は、我々のなかで誰よりも投げ、誰よりも準備をしている。彼が自分に課しているプログラムはなかなかのものだよ」と述べたとのこと。

メジャー3年目にして、遂に水を得た魚のような活躍を見せる菊池。左腕に対する信頼は増すばかりのようだ。

J SPORTS編集部

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