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野球 コラム 2021年5月6日

ダルビッシュ有、勝敗つかずも「どの点から見てもパドレスが望んだ通りのエース」と現地メディアが伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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好投も4勝目はお預け

パドレスのダルビッシュ有は現地5日、本拠地ペトコパークでのパイレーツに先発登板し、5回2/3を投げ、6安打2失点8奪三振と好投するも、勝敗はつかず、今季4勝目はお預けとなった。

地元紙『サンディエゴスタートリビューン』は、同日付で電子版に掲載した記事で、ダルビッシュが6回を投げ切れなかったことに注目し、「ダルビッシュが6回を投げ切らずに降板したのは、直近6試合で初めてのことであり、2019年以降に先発登板した22試合では僅か3回目のこと」と、右腕の期待される水準の高さについて伝えた。

その後、記事では継投で接戦をものにしたブルペンを讃えつつ、「ダルビッシュは6安打2失点で、勝敗がつく状況まで試合に留まらなかったものの、パドレスは彼の先発した試合の成績を6勝1敗に向上させた」と、ダルビッシュが先発投手として、安定してチームの勝利に貢献していることを印象づけた。

一方、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、同日付で投稿した記事の中で、この日の右腕について、「ユウ・ダルビッシュは5回2/3に及ぶ力強いイニングを投げ、2失点、8奪三振とした」と振り返った。

そして、今季のダルビッシュによるこれまでのパフォーマンスについて、「パドレスで7試合に先発し、防御率2.27としたダルビッシュは、どの点から見てもパドレスが望んだ通りのエースとなっている」と評価した。

また、記事ではダルビッシュに加え、同じくオフにトレードで獲得したブレイク・スネルとジョー・マスグローブの3人が“勝利の柱となっている”とし、「このトリオと、支配的なブルペンがパドレスによるメジャー1位のチーム防御率2.76の原動力となっている」と伝えている。

J SPORTS編集部

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