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野球 コラム 2021年5月3日

有原航平、右手中指の痛みで次回の登板回避

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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有原は次回の登板を回避

レンジャーズの有原航平は、現地水曜に予定されていた次回登板を回避する見通しとなったようだ。

地元紙『ダラスモーニングニュース』は、現地2日付で電子版に「レンジャーズのコウヘイ・アリハラは水曜のミネソタ戦の先発から外れることに」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「コウヘイ・アリハラは投球のティッピング(癖などにより球種を明かしてしまうこと)をしていたのではなく、中指のティップ(指先)を痛めていたことが明らかとなった」と、ここ2試合の不調の原因について伝えた。

記事によると、「アリハラは土曜に、たこの下の痛みを和らげるため、右手中指に痛み止めを打った」とのことで、これにより「予定されていたミネソタでの水曜の先発を回避することになり、代わりに韓国出身で33歳のルーキー、ヒョンジュン・ヤンがMLBで初めて先発することになった」と伝えている。

同様に『MLB.com』も有原が次回等登板を回避する可能性について、現地2日付で掲載した記事で伝えており、さらにこちらは「また、ウッドワード監督はアリハラが短期間、故障者リスト入りする必要があるかもしれないと述べた」と報じた。

同記事によると、レンジャーズを率いるクリス・ウッドワード監督は、有原について「我々が確認しておきたいのは、復帰した時は(アリハラが)100%の状態にあることだ。恐らく、彼の先発を後ろ倒しすることにはなるが、IL(故障者リスト)には入れない」。

「ただ、(痛みが)回復せず、彼を煩わせるようであれば、彼を故障者リストさせる可能性もある。彼が100%の状態で健康になり次第、彼を先発ローテーションに戻すし、彼は全ておいて快調だ」と述べたとのこと。

また、記事によるとウッドワード監督はここ2試合の有原の乱調について、「これは彼がボールを放るのに難しい時間を送っていた原因の一部だった。しっくりこない感じで、彼は登板の合間に強いボールを投げることができず、それが連鎖反応みたいになっていた」と述べたとのこと。

仮に、このところの右腕の苦戦にティッピングが関係していなかったとするとある意味、朗報と言えるかもしれない。ここは、100%の状態で再びマウンドに上がる有原のバウンスバックに期待したいところだ。

J SPORTS編集部

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