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野球 コラム 2021年4月10日

大谷翔平、3号ホームラン。今季は打球の3割がバレルゾーンに

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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打率は3割に到達

エンジェルスの大谷翔平は現地4月9日(日本時間10日)、敵地でのブルージェイズ戦に2番・指名打者で先発出場し、今季3号ソロを含む2安打4打点と大暴れし、チームの7-1での勝利に貢献した。

現地紙『ロサンゼルスタイムズ』によると試合後、ジョー・マドン監督はこれで今季打率.300、そしてOPSが1.044に達した大谷について、「彼がバレルゾーン(打球速度98マイル/158キロ以上、角度26~30度)へボールを飛ばせたなら、何だって起こり得るんだ。彼のメカニクスは昨年よりかなり良くなった。今、彼にはかなり多くの良いことが起こっている」と述べたとのこと。

一方、『MLB.com』は同日付で「マメ?オオタニがブルージェイズに対し、本塁打と4打点をかっ飛ばす」と題した記事を掲載した。

その冒頭で、大谷がマメの影響で先発登板の延期を余儀なくされるも、マドン監督が大谷の打者としての能力には影響を及ばさないと述べたことについて触れた上で、「日本人スターは、金曜のとてつもなく大きい攻撃的な夜でそれを証明した」と伝えた。

また、記事によると大谷が放ったソロ本塁打の打球初速は、時速108.2マイル(174キロ)に達したほか、2回に放ったあと少しで満塁弾というフェンス直撃の3点適時二塁打は、打球初速が98.3マイルを計測し、今季は打った打球の29.4%をバレルゾーンへ飛ばしているとのこと。

これについてマドン監督は、「オオタニはかなり力強いスイングを持っている。これは間違いなく見かけ倒しのスイングじゃない。彼は投球にアタックしている」と述べたとこと。

二刀流復活どころか、バージョンアップさえしたプレーを見せる大谷は、チームの指揮官にとって、正に監督冥利に尽きる選手なのだろう。

J SPORTS編集部

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