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野球 コラム 2021年3月10日

ダルビッシュ有、地元紙が今季の奪三振王候補にあげる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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貫禄の初登板を見せたダルビッシュ有

ダルビッシュ有が現地7日にパドレスの一員としての初登板で、期待通りの好投を披露。2021年シーズンの開幕へ向け、理想的なスタートを切ったのは既報の通り。

この圧巻の投球を受けて、アメリカの全国紙『USAトゥデイ』は、電子版の現地8日付で「春のスタートで、ユウ・ダルビッシュが、今季パドレスが大きな成果を夢見ることができる理由を見せつける」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「彼はスプリングトレーニング最初の試合で、茶色とゴールドのユニフォームに身を包み、サンディエゴ・パドレスの希望と夢の象徴として、あのマウンド上に立っていた」と、右腕の勇姿を表現した。

さらに、パドレスのこの冬の補強について触れ、「彼らは第一級の先発投手たちを手に入れつつ、スター選手にも照準を定め、高速道路のI-5号線の北にいる隣人を脅かそうとしている」とした。

その上で、「もし、パドレスがロサンゼルス・ドジャースの王朝への望みを遮りたいのであれば、スプリングトレーニング初登板で、パドレスがサラリーダンプでシカゴ・カブスから獲得した理由を見せつけた、ユウ・ダルビッシュ以上に重要な選手はいない」と断言した。

まだ、スプリングトレーニング初登板を終えたばかりであり、時期尚早なのは百も承知だが、無責任な外野としては、こうなるとパドレスの地区優勝に加え、ダルビッシュのサイ・ヤング賞を始めたとした、個人タイトル獲得も期待してしまうのが人情というもの。

それは海の向こう側も同様であり、『MLB.com』は現地5日付で今季の奪三振王に関する予想記事を掲載し、各リーグから5人ずつ候補を選出したのであるが、昨季サイヤング賞投票2位のダルビッシュも、ナ・リーグの5候補にしっかりと名を連ねている。

同記事では先ず、「メジャーリーグ史上、本当に文字通り9回平均の奪三振率の最も高い投手が獲得できる機会があるのであれば、獲得するだろう」とした上で、「そう、ダルビッシュの11.1というキャリア通算の9回平均の奪三振数は、1,000イニング以上投げた投手の中では、史上最高なのである」と、その奪三振率の高さについて触れた。

「ダルビッシュは昨年、6つの異なる球種でそれぞれ最低でも7奪三振以上を記録している」と、レパートリーの豊富さについても言及。その球種の多さがダルビッシュを素晴らしい投手にする上で、大きな役割を果たしているとした。

さらに、「考えても見て欲しいのだが、そのうちの4球種は30%以上の空振り率を記録しており、これはその球種に対するスイングの、少なくとも1/3はミスであることを意味しているのである」と具体的な数値を上げ、右腕の投じるボールが如何に打ち難いかを伝え、「打者諸君の幸運を祈る」とダルビッシュ評を結んだ。

2021年シーズンのナショナル・リーグ西地区の優勝争いという舞台で、ダルビッシュが主役の1人を演じることになるのは、間違いなさそうだ。

J SPORTS編集部

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