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ドジャースが王手
現地25日(日本時間26日)に開催されたワールドシリーズ第5戦は、ドジャースが4-2で勝利し、シリーズ通算3勝2敗として1988年以来のワールドシリーズ制覇に王手をかけた。
LAD|2 1 0 0 1 0 0 0 0|4
TBR|0 0 2 0 0 0 0 0 0|2
ドジャースはシリーズ2試合目の先発登板となったクレイトン・カーショーが5回2/3を2失点と好投すると、その後を引き継いだブルペンもレイズ打線を零封する好パフォーマンスを見せてエースの好投に応えた。
この日、6奪三振で今シリーズ2勝目を挙げたカーショーは、ポストシーズンの通算奪三振数を207とし、ジャスティン・バーランダーの記録を抜いてMLB史上最多記録を更新した。
試合の潮目となったのは、2−3で1点を追うレイズが無死3塁とチャンスを作った4回に、マヌエル・マルゴーの試みたホームスチールをカーショーが阻止した場面だった。
かなり際どいクロスプレーながら、レイズはリプレーのリクエストをせず、このプレーで流れを切らしたタンパベイは、結局その後得点を挙げることができずに、ナ・リーグ王者にシリーズ王手を許すこととなった。
『MLB.com』は同日付で掲載した記事でこの場面について、この試合をホーム扱いでプレーしていたレイズが、仮に観客動員を制限した中立地のグローブライフフィールドではなく、実際の本拠地で観客をフルに動員してプレーしていたならと振り返った。
そうであれば、大歓声によりドジャース一塁のマックス・マンシーの注意を促す掛け声が聞き取れず、カーショーがマルゴーの動きに気付くのが遅れて、本盗が成功していた可能性があったと分析している。
ちなみに同記事によると、盗塁を敢行したマルゴーは、「あれは自分の判断だった。100%自分の判断。あの時は良いアイディアだと思ったんだ」と述べたとのこと。
また、この場面で打席に立っていたチームメイトのケビン・キーアマイヤーは、「僕はちょっと驚いたよ。あれは勇敢な行動であり、あの時は上手く行かなかったけれど、マニーは素晴らしい走者だからね。彼はリスクを冒すことに物怖じしないんだ」。
「僕は良かったと思っている。(マルゴーは)顔を上げるべきだね。あれは今日僕らが試合で負けた理由ではないのだから。僕らには(何度か)チャンスがあったのだし、彼にはそれを分かっていて欲しい」とフォローした。
一方、冷静な判断でボークを回避しつつ、盗塁阻止に成功したカーショーは「とにかく本能的にやったんだ。あれは僕らにとって大きなアウトだった」と述べたとのこと。
なお、同記事によると、ワールドシリーズで最後にホームスチールを成功させたのは2002年のブラッド・フルマーだが、このときはダブルスチールでの本塁生還であり、ワールドシリーズにおける単独での本盗成功となると、1955年のワールドシリーズ第1戦のジャッキー・ロビンソンまで遡らなければならないとのこと。
レジェンド以来、65年振りの快挙達成ということが分かっていれば、キャッシュ監督もあるいはリプレーをリクエストしていたかもしれない。
J SPORTS 編集部
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