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野球 コラム 2020年10月19日

レイズがドジャースに勝って、ワールドシリーズを制覇する7つの理由

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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両リーグの最高勝率が激突

今季のMLBはレイズとドジャースが、現地20日(日本時間21日)から始まるワールドシリーズで覇権を争うことが決まった。今後は、これから現地月曜にかけて、『MLB.com』を始めとする多くの現地メディアによる様々なプレビュー記事がネット上、あるいは紙面を賑わすことになるだろう。

そんな中、『MLB.com』のリチャード・ジャスティス記者は、ナショナル・リーグの王者が決まる前の時点で、早くもワールドシリーズはレイズ有利という見解を打ち出した。同記者は現地17日付で「レイズがワールドシリーズを制覇する7つの理由」と題した記事を投稿している。

その冒頭で、「レイズはこのポストシーズン、チームとして打率.200程度しか打っておらず、1試合平均で4点強しか取っていない」と前置きしつつ、「彼らはプレーオフに入り、2-1で2回、さらに3-1と4-2のスコアで勝利を挙げている」と接戦をものにする勝負強さを指摘。

「レイズは自分たちのことを良く理解し、何をどうすべきかを理解している」とレイズの長所を挙げた。そして、レイズがワールドチャンピオンに輝く7つの根拠の筆頭に、「先発投手陣が休息十分で充実している」点を挙げた、

「レイズの強みの1つは、ブレイク・スネル、チャーリー・モートン、タイラー・グラスナウ、そしてライアン・ヤーブローという、4人の伝統的なスタイルの先発投手が揃っている点であり、この4人が深いイニングまで投げることで、素晴らしいブルペンをさらに良くしている」とした。

同記者が2つ目の理由として挙げた点は、まさにその「素晴らしいブルペン」である。ジャスティス記者はレイズのブルペンを「MLB最高にして最も層の厚いブルペン」と形容した上で、レギュラーシーズン中に、ブルペンから12人の投手がセーブを記録し、ポストシーズン中に13人目のリリーバーであるピーター・フェアバンクスも2セーブを記録している。

このことから、「ケビン・キャッシュ監督は、接戦で実質的にリリーバー全員を信頼している」と、監督が継投の際に信頼できる手札の多さを指摘した。実際、第7戦までもつれながらも勝ち切ったアメリカン・リーグ優勝決定シリーズで、継投策が裏目に出たのは、第6戦でスネルからディエゴ・カスティーヨに投手交代した際に4失点したあの場面のみだった。

3つ目のポイントは、「守備で非常に見事なプレーを見せているところ」。ア・リーグ優勝決定シリーズの7試合において、守備で好プレーを連発したケビン・キーアマイヤー(中堅)、ジョーイ・ウェンドル(三塁)、ウィリー・アダメス(遊撃)、そしてハンター・レンフロー(右翼)を引き合い出した。

「プレーオフを迎えるにあたり、タンパベイの守備の良さはそこまで知られていなかったかもしれないが、一連の好プレーでさらなる強みを印象づけた」とした。

さらにジャスティス記者は、シリーズMVPに輝いたランディ・アロザレナの存在、球団として復活力と自信を持っていること、監督が会話上手で優れた戦術家であるケビン・キャッシュであること、そしてオーナーが少ない予算で大きな成果を挙げてきたスチュアート・スターンバーグであることから、レイズがワールドシリーズを制覇すると予測した。

恐らく、現地18日の夜半以降、「ドジャースがワールドシリーズを制覇する7つの理由」的な記事が掲載されると思われるので、そちらはまた追ってお伝えする。

J SPORTS編集部

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