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野球 コラム 2020年10月13日

スタッツ的にはレイズに打ち勝っているアストロズが2連敗、優勝確率は15% ア・リーグチャンピオンシップ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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アストロズは連敗、厳しい状況で第3戦を迎える

サンディエゴのペトコパークで開催されているアメリカン・リーグ優勝決定シリーズは、レイズが2勝0敗でリードする状況で第3戦を迎える状況となった。

次戦でレイズが勝利を飾ることができれば、12年振りのワールドシリーズ進出へ王手をかけることになるわけだが、『MLB.com』が現地12日付で掲載した第3戦のプレビュー記事によると、「これまでポストシーズンの歴史において、ベスト・オブ・セブン(4戦先勝)のシリーズで最初の2試合を勝利したチームは、これまで85回中72回(85%の確率)シリーズを制している」とのこと。

また、これまでア・リーグチャンピオンシップにおいて0勝3敗から逆転に成功したのは、2004年のレッドソックスのみであり、アストロズは現地火曜の試合でシリーズ3連敗を喫すると、ワールドシリーズ進出へ向け、それなりに大掛かりの奇跡を必要とする状況に追い込まれることになる。

アストロズはレイズとの今シリーズにおいて、2試合で合計3点に抑えられており、結果だけを見ると打線の奮起が必要な状況に思えるが、安打数や打率だけに着目すると、実はレイズに大きく打ち勝っているのである。

『MLB.com』が現地12日付で掲載した記事によると、アストロズは1-2で敗れたシリーズ初戦において、安打数でレイズを9本対6本で上回り、チーム打率はレイズの.189に対し、アストロズは.319だった。

さらに2-4でシリーズ連敗を喫した第2戦においても、アストロズはレイズに対し、安打数で10本対4本、そして打率では.357と.164で、打撃成績では第1シードのレイズに大差をつけているのである。

また、記事では、アストロズはこれまでシリーズ2試合で25回あった、打球初速が時速95マイル(153キロ)を越える当たりである「ハードヒット」のうち、安打となったのは9回しかなく、ヒット性の打球が安打に繋がっていないことを指摘。特にアレックス・ブレグマンに至っては、5回のハードヒットの全てがアウトに終わっているとのこと。

もちろん、この背景にはレイズの好守が大きく関係しており、一概に運、不運で片付けられない部分もあるが、今後、アストロズがちょっとした幸運に恵まれつつ、勝負どころで一打がでるようになれば、シリーズはより拮抗した展開となるだろう。

しかし、接戦をモノにする上で、ピッチング・スタッフの踏ん張りが不可欠であるのは、言うまでもない。第3戦で巻き返しを期すアストロズは、既に今季ポストシーズンで2試合に先発しているホセ・ウルキディに先発マウンドを託すことになる。

『MLB.com』は前出のプレビュー記事のなかで、ウルキディが先発したポストシーズン2試合で、何れも5回途中で降板していることから、クリスティアン・ハビエルをこの試合でリリーバー起用すると予想。

アストロズとしては、ウルキディからハビエルへとつなぎ、さらにセットアッパーのエノリ・パレデスからクローザーのライアン・プレスリーへと継投する流れを作りたいところだ。

J SPORTS編集部

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