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野球 コラム 2020年9月12日

前田健太、5勝目。地元メディアは「プレーオフ初戦に登板すべき投手」と断言

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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勝敗つかずも

ツインズの前田健太は現地11日(日本時間12日)、本拠地でのインディアンスで先発マウンドに上がり、7回4安打無失点7奪三振の快投で今季5勝目を挙げた。

前田はこの試合で相手エースのシェーン・ビーバーに投げ勝ったことから、複数の現地メディアでヘッドラインを飾っている。

現地スポーツサイトの『ジ・アスレチック』は、同日付で掲載した記事に「ケンタ・マエダがシェーン・ビーバーに投げ勝ち、ツインズがクリーブランドとのシリーズ初戦に勝利」とタイトルをつけ、両右腕の投げ合いをヘッドラインとした。

そのほか、『MLB.com』も「マエダがビーバーに投げ勝ち、ツインズが勝利」と題した試合の速報記事を掲載。

『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者は、同記事の冒頭で、「試合が最も重要な意味を持つ時期に、ロサンゼルス・ドジャースがケンタ・マエダを先発ローテーションから外したのは、信じ難いことである」と右腕の前所属チームでの処遇に疑問符を呈した。

その上で、「もうブルペンで出番を待つことはない」とし、「このポストシーズン、マエダはミネソタのプレーオフ初戦でマウンドに上がるべき投手として確固たる主張をしている」と論じた。

さらに記事では、「ツインズはこのオフシーズンのトレードでドジャースからマエダを獲得した際、必ずしもエース級の投手を得たとは考えていなかったが、彼は2020年の先発ローテーションで最も安定した投手として、それだけの働きをしている」。

そして、「一貫した安定感と、第一級の上昇傾向」と前田を絶賛した上で、この試合について、「その上昇傾向はこれまでにない高みに達し、マエダはアメリカン・リーグのサイヤング賞候補最右翼である圧倒的存在感のシェーン・ビーバーに投げ勝ち、ツインズを3-1の勝利に導いた」と表現。

また、7回零封と相手打者を圧倒した前田が二塁を踏ませぬパフォーマンスを見せたことについて、「平凡さとは程遠い内容だった」と称賛した。

先発ローテーションの一角からポストシーズン初戦を任されるエース候補へ。前田の上昇傾向は青天井だ。

J SPORTS編集部

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