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野球 コラム 2020年9月8日

田中将大、メカニクスを調整し好投するも、打線の援護なく2敗目

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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初回の本塁打から立ち直った田中将大だが

ヤンキースの田中将大は現地6日(日本時間7日)、自身今季2勝目を期して敵地でのオリオールズ戦で先発登板。

打線の援護がない中、5回1/3を投げて6安打4失点(自責2)とし、今季2敗目を喫した。試合はヤンキースが1-5で敗れ、対オリオールズ3連敗となった。

『MLB.com』でヤンキースを担当するブライアン・ホック記者は、同日付で投稿した記事の中で、この日の右腕について、「ついぞやって来なかった攻撃的な援護をあてにしながら、タナカはベストを尽くして僅差を保った」とし、「タナカは95球のうち、スライダーを45球投げ、空振りを10回取った」と振り返った。

さらに、初回にDJ・スチュワートから先制2ランを浴びた後も、「タナカの持ち球は、6回に入るまでボルティモアに得点を許さなかった」とし、「タナカはスチュワートの本塁打の後、リリースポイントに微調整を加えたことを明かした」と、先制ホーマー以降、田中が体勢を立て直すきっかけとなったポイントと伝えた。

記事によると、田中は試合後、通訳を介し、「若干、メカニクスがずれていたと思います。初回にホームランを打たれ、先制はされたくないものですが、あのイニング後、メカニクスを調整し、立て直すことができたと思います」と述べたとのこと。

一方、現地紙『ニュースデイ』は同日付で電子版に掲載した試合の速報記事の中で、「マサヒロ・タナカ(1勝2敗、防御率3.38)は、1回のDJスチュワートによる2ランホームランから立ち直り、それなりに良い投球を見せた」と、田中を評価。

さらに、田中が述べたメカニクスの微調整に関するコメントを引用した上で、「攻撃にはそれは当てはまらなかった」とし、ここ最近の試合におけるヤンキースの得点圏打率の低さを問題視した。

これでア・リーグ東地区3位に転落したヤンキース。現地7日からは、同地区2位につけるブルージェイズとの直接対決となるシリーズ3連戦を迎える。

J SPORTS編集部

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