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ここ8試合で打率.368
レイズの筒香嘉智は現地4日(日本時間5日)、本拠地でのマーリンズ戦で6番・指名打者で先発出場すると、2回に今季6号のソロ本塁打を放つなど、2打数2安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
『MLB.com』でレイズ担当のフアン・トリビオ記者は、同日付で投稿したタイトルバックに筒香の画像を使用した試合の速報記事で、「ツツゴウがヒートアップ中」と副題をつけ、いよいよ本領を発揮しつつある和製スラッガーについてフォーカスした。
記事ではまず、今季これまでの筒香について、「ヨシ・ツツゴウのメジャーリーグでのキャリアは、日本人スラッガーが思い描いていたようなスタートとはならなかったが、彼はタンパベイがこのオフシーズンに、十分満足して2年600万ドルの契約を結んだだけの選手である兆しを見せ始めている」と指摘。
その上で、2回に放ったアーチについて、「ツツゴウは2回、今季これまで被本塁打をわずか1として金曜の試合に臨んだパブロ・ロペスから、左中間フェンスを越える今季6号のソロ弾を放った」と振り返った。
さらに最近の筒香について、「各チームとの対戦が2巡目となったことで、今、ツツゴウの数字はかなり向上しており、直近8試合の成績を打率.368(19打数7安打)、3本塁打としている」と、成績がかなり改善していることを強調した。
また、記事によるとケビン・キャッシュ監督は、「彼は良い状態になってきている。我々は、彼が心地良くプレーできるようになるまでには、多少時間がかかるだろうと予測していた。今まで、恐らく彼もフラストレーションを溜めることがあったのではないかと推測するが、それを覆す時間はたっぷり残されている」。
「打席での質はかなり良くなり始めている。彼の打数が増えるほど、我々は良くなる。とにかくそれにより、我々に深みが出るので、彼を引き続き試合に出し、必要なタイミングを掴んでもらいたいと思っている」と述べたとのこと。
現在、ア・リーグ東地区で首位を快走するレイズ。ポストシーズンへ向け、筒香のバットが火を噴き始めている。
J SPORTS 編集部
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