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あわやノーヒットノーランの快投
カブスのダルビッシュ有は現地13日(日本時間14日)、本拠地リグレー・フィールドでのブルワーズ戦で先発マウンドに上がり、7回途中まで相手を無安打に抑える快投を見せ、7回1安打1失点で今季3勝目を挙げた。快進撃を続けるチームは、これで今季の成績を地区首位の13勝3敗とした。
7回途中にこの試合唯一の安打にして、ノーヒットノーランを阻む柵越えを浴びた右腕について、『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は、同日付で以下の記事を投稿した。
「木曜の夜、ユウ・ダルビッシュは腰に手を当て、右翼の方向を見つめた。カブスの右翼手ジェイソン・ヘイワードが後退し、ワーニングトラックで速度を緩めて足を止めると、飛んでいたボールはリグレー・フィールドのビデオボード下にぶつかった」。
記事の冒頭でそのシーンを回想しつつ、快挙を逃したダルビッシュのパフォーマンスを「ダルビッシュにとって歴史的な夜にはならなかったかもしれないが、支配的と定義されるものではあった」と称えた。
記事によると、この日は11奪三振を記録し、今季の防御率を1.88としたダルビッシュについて、ブルワーズ先発投手ブレット・アンダーソンは「もちろん、どんな夜であれ、彼が10種類だか12種類だか、何れにしろ、今彼の持っている球種が制球できていれば、攻撃側にとってはタフな夜になるんだ」と述べたとのこと。
なお、記事では今季のダルビッシュの持ち球は正式には11であるとした上で、この夜ブルワーズに対して、104球中55球投げたカットボールに注目し、「奪った空振り19回のうち、17回はカッター(カットボール)によるものだった」と、その効果について言及。
また、記事によると、捕手のビクター・カラティーニはこのカットボールについて通訳を介し、「カッターこそ、ダルビッシュの投球なんだ。僕らはそれが彼の強みであることを知っている。僕らは他の球種を交えながらそれを使おうとしているんだ」と述べたとのこと。
カブスがシーズン開幕からの16試合で最後に13勝を挙げたのは1907年のこと。昨季後半に見せた圧巻のパフォーマンスと同等か、あるいはそれ以上の活躍を見せるダルビッシュが、チームのおよそ1世紀ぶりの快進撃を支える立役者の1人であることは間違いない。
J SPORTS 編集部
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