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未だにメジャーリーグ2020年シーズンの開幕が見えてこないなか、ニューヨークの地元紙が田中将大の来季以降の去就について注目しているのは既報の通り。
現地18日には、地元『ニューヨーク・ポスト』紙が電子版に“チームに全てを捧げたマサヒロ・タナカのヤンキースにおける未来は不透明”と題した記事を掲載。
大型契約で新たに獲得したゲリット・コールと田中のエピソードを交えながら次のように報じている。
『MLB史上、投手として最高額となる契約を結んだゲリット・コールは、スプリング・トレーニングでタンパへ到着した際、1人のチームメイトの知恵を拝借しようと願い出た。それはマサヒロ・タナカだった。
コールは、タナカが如何に大きな期待をされながらニューヨークへ来るプレッシャーへ対処したかについて、常に敬服していたと述べた。
「そう思わずにはいられないよね?」とコールはこの春に述べた。「彼はここニューヨークにいる間中、常にプロフェッショナルの中のプロフェッショナルであり続けている。
彼はキャリア中盤に、日本と全く異なる世界へ来て、多くの試練を乗り越えて来た。そこには何か得られる視点があるはずだ」。
この2人は、スプリング・トレーニングが新型コロナウイルスのパンデミックによりシャットダウンとなったことで、4週間ほどしかその視点をシェアする時間はなかったが、コールの前にいたのはタナカだったのである。
この3月、タナカは2014年にヤンキースと結んだ大型契約の最終シーズンを迎えるところだった。今季を終えると、彼はフリーエージェントとなる権利を得るため、彼のブロンクスでの時間はそろそろ終わりを迎えるかもしれないのだ。
彼は2019年に時折悪戦苦闘を強いられ、特に縫い目の低いボールによる影響をもろに受けたことで被本塁打率が悪化した。
だが、タナカは支配的なパフォーマンスを見せることもあり、この春には、多くの投手がボールは昨年よりもその前に使っていた物の感触に近いと口を揃える中、状態の良さを伺わせていた。
ただし、これはCOVID-19がスポーツ界のシャットダウンを強いる前の話である。
タナカの様な自由契約となる投手は、この休業でより多くの痛手を被る可能性があり、特に昨季は彼が最高のシーズンを送ったわけではないだけに、なおさらである。
いつものことながら、タナカはレギュラーシーズンに問題を抱えているどうかに関わらず、彼は概してポストシーズンで素晴らしい働きを見せる。
タナカはキャリアでプレーオフ8試合に登板し、46イニングを投げて、5勝3敗、防御率1.76という成績を残している。
ヤンキースは、10月のプレーオフシリーズで、コールとタナカによる先制のワンツーパンチ(2連勝スタート)の展開を目論んでいた。今となっては、それが実現するどうかは分からない。』
J SPORTS 編集部
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