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野球 コラム 2020年5月8日

田中将大、ニューヨークの地元紙が来年以降の去就に注目

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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依然としてメジャーリーグ2020年シーズン開幕の目処が立たないなか、地元紙のニューヨーク・デイリーニュースが来季の田中将大の去就に注目している。

同紙は現地4日付で電子版に『マサヒロ・タナカのヤンキースでの時間は既に刻一刻と少なくなりつつある』と題した記事を掲載し、次のように報じている。

『マサヒロ・タナカは力強いスプリング・トレーニングを送っていた。彼は8回2/3を投げ、11奪三振無四球とし、オフシーズンに骨棘を除去したことで好感触を得ていた。

右腕は3月8日の日曜に3回2/3を投げて無失点としたが、ヤンキースファンが彼を見たのはこれが最後となり、その後は新型コロナウイルスのパンデミックにより、野球を始めとする世界的なシャットダウンを余儀なくされた。

ヤンキースのユニフォームを着たタナカを見るのは、あれが最後となるのだろうか?そうでないことを願う。

MLBは公衆衛生当局、選手、審判、そして放送事業者と共に、2020年中に何とか野球のシーズンを開幕させようと努力しているが、今季のプレーの有無にかかわらず、今年はタナカとの7年契約の最後の年となるのである。

こうした未曾有の事態のなか、ヤンキースはタナカのように2020年の冬にフリーエージェントとなる予定の選手について、決断を下さなければならない。

11月に32歳となるタナカについて、議論の余地は大いにある。

母国の日本で若きスター選手だったタナカは、MLBへやって来た当初、かなりの力量を見せた。

MLBでの最初の20試合を13勝5敗とした彼は、防御率2.77でオールスター出場を果たした。しかし、これにより、彼は内側側副靭帯(UCL)に部分断裂を負うこととなった。

トミー・ジョン手術ではなく、肘のリハビリを選択したタナカは、そうした支配的なパフォーマンスを連続して見せることはなくなった。

そのかわり、彼は“大舞台に強い投手”としての評価を不動のものとした。長年にわたり、彼はプレーオフでヤンキースファンから最も信頼される投手となってきたが、これにはそれなりの訳がある。

プレーオフ8試合に出場しているタナカは、ポストシーズンにおけるキャリア通算46イニングの防御率を1.76としているのである。彼の自責点は9点のみであり、わずか11四球に対し、37奪三振を記録している。

ワールドシリーズ制覇から10年間遠ざかっているチームにとって、これはタナカに2、3年の契約延長を与える上で明らかに説得力のある事例である』。

その後、記事では今年32歳になる田中のUCLは完治しておらず、防御率が増加傾向にあることを指摘。

その上で、2021年にはルイス・セベリーノやジョーダン・モンゴメリーがローテーションに復帰し、ヤンキースがゲリット・コールと大型契約を結んだにもかかわらず財政的に余裕があるため、田中との契約延長以外にも選択肢を持っていることを説明した上で、次のように記事は結ばれている。

『ヤンキースの2021年のローテーションは違ったものになる。しかしながら、ヤンキースは、特にプレーオフでの信頼度の高さや、旧知の仲であるということから、タナカと再契約することも考えられる』。

J SPORTS編集部

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