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野球 コラム 2020年4月2日

田中将大が一時帰国。ヤンキースのコーチが投手陣の現状を説明

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ヤンキースの田中将大が春季キャンプ中断後も滞在していたフロリダを離れ、家族と共に一時帰国の途についたのは既報の通り。

今後、右腕は日本で調整を続けることになるわけだが、現地紙ニューヨーク・ポストが現地1日付で電子版に掲載した記事によると、田中を含めたヤンキース投手の現状について、ヤンキースで今季から投手コーチの任に就いたマット・ブレークは次のように述べている。

以下、くだんの記事の抜粋である。

『自分の専門分野で最も名誉ある仕事を得ながら、自分ではどうすることもできない事態により、それが取り上げられたという状況について想像してみて欲しい。

それはヤンキースのマット・ブレーク投手コーチが、3月12日にスプリング・トレーニングが中断されて以降経験してきたことであり、今はいつレギュラーシーズンが始まるのか、あるいはシーズン自体始まるのかどうかさえ、誰にも分からない』。

「これは、何かイカしたことをやろうとしたところで目が覚め、“あれは現実じゃなかったのか”と言うような奇妙な夢みたいな感じなんだ」と、ブレークは水曜にテレビ電話で述べた。

「我々は着々と積み上げ、スプリング・トレーニングでは良いリズムに乗っていると感じ、選手たちは高いレベルでパフォーマンスを見せ、皆がまとまってきたところで、いきなり中断になった。

それまで積み上げてきた勢いが途切れてしまった感じだ。我々は全力を尽くしてお互いの繋がりを維持している。その日その日を精一杯過ごしている。

これは野球より重要だ。マウンド練習やそうした類いの話題について話せる所まで戻ることができれば、と思っている」。

従って、メジャーでの第1週を過ごしながら、木曜に開催されるはずだったブルージェイズとのホーム開幕試合に備えるのではなく、1年目の投手コーチはクリーブランド近郊にいながら、コーチ陣や投手たちと連絡を取り合っている。

「現時点で大変なのは、皆のことをこの目で見られるわけではなく、さらに自分自身が重荷とならないようにしなければならないところ」とブレークは述べた。

「これは多くの人々にとってストレスのかかることなんだ。これは正常ではないという考えについて、我々は敏感でいることを心掛けており、我々は全員に対し、いつまで続くか分からないこの状況が終わる時までギアを上げさせ続けるわけにはいかない。

投球の見地から、彼らにとって何が正常であるかという視点を与えるよう努めている」。誰かの肩にとって良いことが、他の選手にとってもしっくりくるとは限らないのである。

「誰もが、今取り組んでいる練習について、違った分量の幅を持っている。ゲリット(コール)は沢山投げ込むタイプの選手ではないが、高いインテンシティで練習しているから、ゲリットの練習負荷は、他の選手比べると軽めかもしれない。

一方、(マサヒロ・タナカは)練習負荷は高いが、インテンシティは軽めで練習している。各選手にとって適したバランスを見つけようとしているんだ」。

J SPORTS編集部

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