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野球 コラム 2020年3月2日

山口俊、2度目の登板でリベンジ。メジャーへの適応を見せる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ブルージェイズの山口俊が現地29日(日本時間3月1日)にキャンプ地フロリダで行われたフィリーズ戦でオープン戦2度目のマウンドに上がり、3回1失点、3奪三振と上々のパフォーマンスで存在感をアピールした。

前回のオープン戦デビューでは1回を持たず、29球を投げて3失点と、思惑通りに事が運ばなかった山口。

試合後、MLB公式の速報記事のなかで、「シュン・ヤマグチによる月曜のグレープフルーツリーグにおけるデビュー戦は、日本からメジャーへの移行を図る投手が直面する難題が浮き彫りになったが、その難題とはボール、その物から始まるのである」。

と、ボールの違いによるアジャストに苦労する姿が伝えられたが、同サイトが現地29日付で掲載した記事では、「ヤマグチがバウンスバック」と見出しをつけ、山口が2度目の登板で立て直しに成功したことについて、次のように伝えている。

「シュン・ヤマグチはグレープフルーツリーグ2度目の登板となったブルージェイズが6-5でフィリーズに勝利した土曜の試合で、大幅に向上した様子を見せた。日本人右腕は3回を投げ、三振3つを奪う傍ら、失点をソロ本塁打の僅か1点に抑えた。

初回が持たなかった最初の登板で、ヤマグチは明らかにその場で咄嗟に調整をしていたが、土曜の登板では、ブルージェイズが彼と2年契約を結んだ際に期待していた姿にかなり近づいていた」。

「外角低めに速球を投げることに集中したいと思っていました」とヤマグチは述べた。

「そして、2ストライクとなった後、あるいはカウントで先攻したところで、スプリットを投げたかったのです。これらのことについて、試合前に(捕手のダニー)ジャンセンと話し合っていました」。

現状、ブルージェイズで先発ローテーション5番目の座を争う山口にとって、この日の好投は自身を勇気づける材料となりそうだ。

J SPORTS編集部

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