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野球 コラム 2020年2月26日

大谷翔平と秋山翔吾、メジャーでの初顔合わせ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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今季はメジャーリーグに日本人選手が増えたことで、当然日本人選手同士が敵として顔を合わせる機会も増えることになる。

現地25日(日本時間26日)にアリゾナ州テンピで開催されたカクタスリーグのエンゼルスvs.レッズの一戦で早速、大谷翔平と秋山翔吾による初顔合わせが実現した。

『MLB.com』でレッズを担当するマーク・シェルドン記者は、同日付で投稿した記事の中で、先ず秋山が新たな役割に取り組んだことに言及し、次のように伝えた。

「ショウゴ・アキヤマは中堅手として日本の野球で経験を積み、一方でアルスティデス・アキーノはプロとしてのキャリアを通し、大体において右翼を守ってきた。

しかし、多様性が鍵となっているレッズのロースターにあって、デビッド・ベル監督は両者ともに慣れ親しんだゾーン以外でどのようなプレーをするかが見たかったようだ。

火曜にシンシナティが3-7で敗れたエンゼルス戦で、ベル監督はアキヤマを左翼で、アキーノを中堅で先発出場させた。

経験不足は、2回に一死でデビッド・フレッチャーが左中間に飛ばしたフライボールで露呈した。ボールはアキーノの前に落ち、二塁打を許したのである」。

「このチームでは、僕が左翼を守ることになる可能性があることは知っています。特に、アキーノと一緒にプレーする際は、コミュニケーションが重要になることも分かっています」と秋山は通訳のルーク・シノダを介して述べた。

「僕はルーティンとなっているチーム戦術に従ってきました。彼が最初にボールを取るとコールしたので、僕はやるべきことをしながら、確認しました」。

次の打者のマイク・トラウトは、左翼へのフライに打ち取られた。風の強いコンディションのなか、秋山はボールの落下点に入り、ワーニングトラックで捕球した。

さらにシェルドン記者は、この試合で実現した大谷との顔合わせについて、次のように伝えている。

「この日のテンピ・ディアブロ・スタジアムには、両軍にそれぞれ日本出身の選手がいるということで、日本から大勢のメディアが駆けつけた。

アキヤマがレッズで先発出場したのに対し、エンゼルスは二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニを指名打者として起用した」。

「彼は僕より前に来て成功した日本人選手ですね」と秋山。「彼と同じ試合でプレーできて最高でした」。この2選手は、試合前にフィールド上で顔を合わせ、手短に挨拶を済ませた。

「僕らは日本では同じリーグでプレーしましたので、登板したとき、彼とは何度も対戦しました。彼のことは良く知っています」と大谷は通訳を介して述べた。

なお、『MLB.com』でエンゼルスを担当するお馴染みのレット・ボリンガー記者は、同じく現地25日(日本時間26日)付の記事の冒頭でこう述べた。

「エンゼルスは火曜のレッズ戦で、この春初めて主力ラインナップを並べ、中堅マイク・トラウト、三塁アンソニー・レンドン、指名打者ショウヘイ・オオタニ、左翼ジャスティン・アプトン、そして一塁アルバート・プホルスがこの春のカクタスリーグ初出場を果たした」。

と、この日の打線に主力選手が顔を揃えたことを報じた上で、2打数2安打と活躍し、2ストライクから適時打を放ったレンドンに対し、大谷が感銘を受けたとし、二刀流スターによる次のコメントを掲載している。

「彼がそこまでハードにスイングしていなかったのは確かですね。2ストライクから、バットにボールをコンタクトさせる彼のアプローチが良かったです。あれはかなりプロフェッショナルなアプローチでした」。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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