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野球 コラム 2020年2月16日

秋山翔吾、キャンプイン。最悪のスタートで「かなり恥ずかしかった」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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『MLB.com』は現地13日付で“ザ・ショーがレッズでスプリング・トレーニングを開始”と題した記事を掲載し、外野手の主力選手の一人として今季から新たに加入した秋山翔吾の春季キャンプ初日の様子を詳細に伝えた。

以下、くだんの記事の抜粋である。

「ショウゴ・アキヤマは木曜に打撃練習ケージに入ったのだが、これはこのベテラン外野手が長年に渡こなしてきたことだった。しかし、メジャーリーグの球団でやるのは、今回が初めてのことだった。

故に、コーチが投じた第1球のストレートを空振りしたとき、アキヤマはそこに集まった誰にも増して驚きを見せた。彼は振り返ると、多少居心地悪そうに、笑みを浮かべた」。

「かなり恥ずかしかったですね」と秋山はその後、通訳のルーク・シノダを介し、クスクス笑いながら言った。「すぐに変えたいと思いましたが、今は明日を楽しみにしています。新しい1日ですね」。

何はともあれ、秋山は打撃練習の方法を忘れたわけではなく、そんなに不機嫌でもなかった。その後の練習セッションはつつがなく進み、上々の出来を見せた。

「僕はまだあの失態を引きずっていましたが、あれ以上最悪のスタートもありませんからね」と秋山。「後は良くなる一方ですよ」。

4月16日で32歳になる秋山は、午前中の大半を選手の練習施設を見て回ることに時間を費やし、新しいチームメイトと顔を合わせ、新たな環境に馴染もうとした。

彼がこれまで面識のあったレッズの選手は、2018年にエキシビションゲームで他のメジャーリーガーと共に日本を転戦した、三塁手のエウヘニオ・スアレスのみである。そのスアレスは秋山の技術を全面的に支持した。

「彼のことは毎回見ていた。彼は打てるよ」とスアレス。「彼はこのゲームをプレーする方法を知っているんだ。ここで彼を見たとき、僕は彼に再会し、“よう、調子はどうだい?”と話しかけられたのがとても嬉しかった。

彼はここへ来られてとても喜んでいる。僕は球団に初の日本人選手が来たことが嬉しいんだ。彼は僕らにとって大きな助けになると思う。僕は彼の能力を知っているからね」。

木曜はシンシナティの打者にとって非公式の練習であり、打撃練習後、何人かはフィールドを後にした。

しかし、秋山はその後も居残り、外野でフライを捕球したり、遠投をしたりするなど、練習を続けた。彼はコンディショニングも行うと、その後は室内のケージでさらに打撃練習を行った。

「日本と比べると、これでも(練習時間は)そこまで長くないですよ」と秋山。「ただ、ここでも自分のルーティンを行おうとしました。向こうはオフの日も少ないですね。ここでの全体的なサイクルに馴染もうとしているところです」。

遂に秋山が新天地での第一歩を踏み出した。

J SPORTS編集部

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