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野球 コラム 2020年2月6日

前田健太がトレード。ツインズが得た大きなメリット

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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「マエケン」こと、前田健太が3チームの絡むトレードでロサンゼルス・ドジャースから、ミネソタ・ツインズへ移籍したのは既報の通りである。

今回のトレードでドジャースは、ともにレッドソックスからムーキー・ベッツとデビッド・プライスを獲得、レッドソックスはアレックス・ベルドゥーゴをドジャースから、ブラスダー・グラテロルをツインズから獲得、

そして、ツインズは前田をドジャースから獲得したわけだが、『MLB.com』ではツインズによる前田獲得の利点を、現地5日付で掲載した記事の中で次のように伝えている。以下、同記事の抜粋である。


「何故今回の移籍は今のツインズにとって理に適っているのか?

端的に言って、ツインズの近い将来にとって先発投手としてのマエダの方が、救援投手としてのグラテロルよりも価値があるからである。ツインズは長い年月をかけて核となる野手を育て、熟成するのを待ってきたが、それが現実となった。

昨年、彼らは101勝を挙げ、今やバランスの取れたチームとして勝つ準備は整った。ミネソタが必要としていた分野は先発ローテーションであり、現在の強みであるブルペンと引き換えに取引を作り出した。

マエダは、ホセ・ベリオスとジェイク・オドリッジの後ろに控えるホーマー・ベイリー、リッチ・ヒル、そしてマイケル・ピネダといった経験豊富なベテラン陣に加わり、ミネソタの先発ローテーションの骨組みを形成することで、球団の先発の深みを大幅に補強することになる。

ベイリーは2019年にアスレチックスにて、楽観的な兆しを見せたが、彼の進歩の幅にはまだ幾分不確定なところがある。

ヒルは健康であればエリート級の選手だが、彼は投球する腕の肘に受けた手術から回復中であり、復帰は今夏となる。マエダの実力は証明されており、頑丈で、暫くは比較的低い年俸となっている」。

「マエダの立ち位置は?

今すぐということであれば、マエダは開幕時の先発ローテーションの中で、ベリオスとオドリッジに次ぐ3番手の先発投手となり、ここにベイリーが更なる深みを与えることになる。

春季キャンプでは、5番手の先発ローテーションの座をかけた争いが、何人かの若手投手やジョーリス・チャシーンのような、ロースター外のベテラン招待選手の間で繰り広げられることになる。

この7月か8月に、誰もケガをしていない状況であれば、ツインズはベリオス、オドリッジ、マエダ、ピネダ、ヒル、そしてベイリーといった豊富な先発投手を抱えることになる。

さらに、何れもメジャーリーグでのデビューを果たした昨年に好印象を残したランディ・ドブナック、ルイス・ソープ、そしてデビン・スメルツァーといった若手選手たちも控えている。

彼らの立ち位置はどうなるのか、というのは良い質問である。そしてそれは、良い悩みでもある。

ケガやその他の理由による戦線離脱は、メジャーリーグでは日常茶飯事であり、ツインズはそれに対応するため、先発ローテーションに強力な深みを加えることで武装したのである。

特にマエダのポストシーズンでキャリアを通じ32回2/3を投げ、防御率3.31としている実績は、10月に有意義な投球回数を期待して契約しつつ、腕の手術から回復中のヒルの復帰が遅れた場合、強固な保険となる。

もう1つ考慮すべきは、マエダがドジャースにて、特にポストシーズンに救援投手としての経験を豊富に積んでいるという点である」。

なお、ツインズのキャンプ情報詳細は下記の通りである。

◆ミネソタ・ツインズ:前田健太

キャンプ地:センチュリーリンク・スポーツ・コンプレックス(フロリダ州フォートマイヤーズ)
投手&捕手練習初日:2月12日
野手練習初日:2月17日
練習見学の可否:通常は外野席での練習見学が可能

オープン戦初戦:2月22日(パイレーツ戦@レンコム・パーク)
開幕戦:3月26日(アスレチックス戦@オークランド・コロシアム)

J SPORTS編集部

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