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プレーオフでの先発ローテンション入りが確実視されていたヤンキースの田中将大は、日本時間6日(現地5日)に行われるアメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)の第2戦で先発する。
レギュラーシーズン最終盤には、オープナー後のロングリリーフに対する実戦でのシミュレーションも行った田中だったが、ツインズとのシリーズでは、本職の先発投手として登板する。
『MLB.com』が掲載した記事によると、初戦はジェームズ・パクストンが先発し、第3戦ではルイス・セベリーノが先発する予定とのこと。以下、同記事の抜粋である。
「ツインズとのアメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ初戦で第1球を投げる名誉に授かったジェームズ・パクストンは、金曜の夜にヤンキースタジアムの投球板に自身の左足を乗せることの重みについては重々承知している」。
ニューヨークにて、木曜にALDS第3戦までの先発ローテンションが発表された。パクストンの続き、同じくヤンキースタジアムで開催される土曜の第2試合では田中が先発し、月曜にミネソタのターゲット・フィールドで開催される第3試合はルイス・セベリーノが先発することになる。
「毎日思案を巡らせたし、日によっては、何度も順番を入れ替えて考えてみた」とヤンキースのアーロン・ブーン監督は述べた。「正直言って、彼らに関しては、これ以外の順番でもしっくりきたと思うが、私はジェームズが適任だと思った」。
パクストンは今季の成績を15勝6敗、防御率3.82、186奪三振とし、マリナーズでの6年間を経て、今年初めてポストシーズンでプレーすることになる。
今季の防御率を4.45とした田中は、敵地よりも本拠地でより良い投球を見せたが、ブーン監督はそれは判断材料とはならなかったと述べた。
さらに田中はプレーオフで傑出した成績を残しており、右腕はポストシーズンで5試合に先発し、30イニングを投げ、防御率を1.50としている。
「彼が実力通りの投球ができる最高の状態であれば、我々はどこであろうと彼にとっては良い組み合わせだと思っている」とブーン監督は田中について述べた。
この週末、遂に田中のポストシーズンが幕を開ける。
J SPORTS 編集部
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