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野球 コラム 2019年9月27日

ダルビッシュ有、「今季の登板は終了、来季もカブス残留の意向」と報道される

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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『CBSスポーツ』の伝えるところによると、シカゴ・カブスのダルビッシュ有は、今季先発投手としての任務を終了したようである。同サイトは現地26日付で報じた記事で、『MLB.com』のレポートとして、次のように伝えている。

「カブスはプレーオフ進出の可能性が断たれたため、ダルビッシュとカイル・ヘンドリクス両投手のシーズンを終了とした」。

ダルビッシュはカブスでの2年目のシーズンを6勝8敗、防御率3.98、WHIP 1.10、そして、178回2/3(先発31試合)を投げ、229奪三振で終えた。金曜のカーディナルス戦はアレク・ミルズが先発することとなる。

また、地元紙『シカゴ・トレビューン』は25日付で電子版に、ダルビッシュは契約破棄せず、来季もカブスでプレーする意向であるとの記事を掲載。本人のコメントを交え、次のように伝えている。

「支配的だったシーズン後半戦を持ってしても、ユウ・ダルビッシュにカブスとの残り4年で8100万ドルの契約を破棄したいと思わせるには至らなかったようだ」。

「今はそのことについて、何も考えていない」とダルビッシュは水曜に述べた。「代理人や家族とは話したよ。でも、ここはとても居心地が良いんだ。僕はこの球団が好きなんだ」。

32歳のダルビッシュは、その後手術することとなった右肘の違和感により、8試合の先発に留まった2018年の前半戦以降、球団の差し伸べてくれた援助に感謝していると述べた。

「彼らは僕のことをかなり助けてくれた」とダルビッシュ。

2018年2月に6年1億2600万ドルの契約を結んだダルビッシュは、今季のオールスター・ブレーク以降、カブス最高の先発投手となった。

13試合の先発で防御率を2.76とし、118奪三振に対し四球をわずか7とし、9イニング平均で13奪三振を記録した。

「とても素晴らしい感じがするんだ」とダルビッシュ。

「これまでの人生で、これほど制球が良かったことはないし、人生で最高の出来だったと言える。この感触を持続させ、来季もこのままスタートできればと思っている」。

今季後半に圧倒的なパフォーマンスを見せた右腕は、押しも押されもせぬエースとして、カブスでの3年目を迎えることになりそうだ。

J SPORTS編集部

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