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野球 コラム 2019年9月14日

菊池雄星、苦難とフラストレーションのルーキーイヤー

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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マリナーズの菊池雄星は日本時間14日(現地13日)、本拠地でのホワイトソックスで先発マウンドに上がるも、メジャーでのキャリア最短となる2回1/3で10安打5失点を喫して降板となった。

試合はホワイトソックスが9-7で勝利。菊池は負け投手となり、これで今季の成績は6勝10敗となった。

◆試合結果
CWS|1 1 3 3 0 0 0 0 1|9
SEA|3 0 0 2 0 0 0 2 0|7

『MLB.com』でマリナーズを担当するグレッグ・ジョンズ記者は、同日付で「シカゴに対する敗戦でキクチの苦難が重く伸し掛かる」と題した記事を投稿し、この日の菊池の投球について、監督のコメントを交え、次のように伝えている。

「日本からきた28歳は直近4試合を2勝1敗、防御率3.53とし、最近になって調子を上げていたが、彼のトラブルは、ア・リーグ最小得点チームのホワイトソックスを相手にした不十分なパフォーマンスで戻って来てしまった」。

「今日は多くの投球が真ん中へ行ってしまった」とサーバイス監督は述べた。「彼の制球は乱れていたし、特に変化球でそれが顕著だった。

彼のスライダーは我々が日頃見ているほど鋭くなかったし、彼の投げたカーブは幾つかは、プレートの真ん中へ行っていた。向こうの打線は彼を捕まえたね。上位打線は本当に良くバットが振れていた」。

菊池は2回1/3で10安打5失点を喫し、今季30試合の先発で6勝10敗、防御率5.46とした。

ホームランを2本許し(ホセ・アブレイユとアダム・エンゲルに1本ずつ)、今季の通算被本塁打数を36としたが、これでルーキーによるMLB史上最多記録を更新することとなった。

これまでのルーキーによる最多記録は、ブルージェイズのジェリー・ガービンが1977年に記録した33被本塁打だった。

ガービンはそのシーズンに244回2/3を投げているが、菊池は現段階で投球回数を151回2/3としており、あと3試合で先発する見込みとなっている。

菊池の投球を捉えた14本の打撃のうち、10本は初速が時速95マイルを超え、6本は時速100マイル越えとなった。

「打音は大きかった」とサーバイス監督。「ユウセイは好不調がはっきり出るシーズンを送っており、今夜の彼はベストではなかった。彼は盛り返すだろう。大事なのは、シーズンをできる限り力強く終えて、そこから学ぶことだ」。

「しかし、彼にとってはフラストレーションが募るだろう。勢いが出てきたと思った矢先に、躓きがあり、今夜のような荒れた登板となってしまうのだからね。でも、彼はこれを乗り切って次の登板では盛り返してくれるだろう」。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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