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ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、ブルペンでの投球練習で8割程度の投球を始めたのは既報の通りだが、二刀流復活へ向け、さらに一歩前進したようである。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者が、現地17日に投稿した記事によると、大谷が同日に行われたブルペンでの投球練習で、カーブを問題なく投げたとのことである。以下、くだんの記事の抜粋である。
「ショウヘイ・オオタニはこの土曜日、トミー・ジョン手術からの回復へ向け、さらに一歩前進した。彼は手術を受けた10月1日以来、初めてブルペンでの投球練習でカーブを投げたのである」。
2020年に投手としてのプレー再開を目指す大谷は、土曜のホワイトソックス戦を前に、ブルペンでの投球練習で40球を投げ、カーブを10球から12球ほど投げた。
大谷はマウンドからスプリット、あるいはスライダーを投げる準備はできていないが、すでに平らなグラウンドからはそれらも投げている。
「全体的にとても上手く行きました」とオオタニは通訳のイッペイ・ミズハラを介して述べた。
「手術前は、全ての球種のなかでカーブに最も痛めつけられました。しかし手術後は、今日投げてみたところ、速球より心地良く投げられました。これは良い兆候です」。
とは言え、大谷はカーブをフルパワーで投げたわけではない。しかし、速球に関しては投げる強さを増し、土曜は時速85マイル(137キロ)に達する球を投げた。
「彼はカーブをかなり慎重に投げていた」とエンジェルスを率いるブラッド・オースマス監督は述べた。
「スライダーを放っていたわけではない。彼はおとなしめのカーブを投げていた。彼はそれなりに力を入れて投げており、それは良い点だったが、まだ道程は長い」。
大谷はシーズン終了間際に予定されている実戦形式の練習で打者と対戦するまで、今の練習プログラムを続けることになる。
この計画は、今年中に大谷のリハビリを完了させ、ア・リーグ新人王を獲った2018年のように二刀流選手としての準備を整えるべく、通常のオフシーズンを過ごさせ、春季キャプを迎えさせる、というものになっている。
「投げれば投げるほど、自分のメカニクスも、ボールからの球離れも良い感じになります」と大谷。「シーズン開幕当初よりも、断然良い感じになりました。ですので、かなり前進したように感じています」。
J SPORTS 編集部
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