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ドジャースの前田健太は日本時間17日(現地16日)、敵地でのブレーブス戦に先発し、4回2/3を5安打3失点とし、5回を持たずに降板となった。
◆試合結果
LAD|0 1 1 0 0 0 4 2 0|8
ATL|0 3 0 0 0 0 0 0 0|3
チームは8-3で勝利し、前田に勝敗はつかなかった。この日の前田の投球について、『CBSスポーツ』は電子版に掲載した速報記事で、次のように伝えている。
「マエダはアトランタに8-3で勝利した金曜の試合で、4回2/3を投げ、5安打3失点9奪三振4四球として、勝敗はつかなかった。
またしてもマエダによる非効率的なパフォーマンスとなり、これでオールスターブレーク以降、彼は8試合で先発し、5回を投げ切ったのはわずか2試合となっている」。
前田はこれで127回を投げ、防御率4.18、K:BB率を137:43とし、次戦は本拠地で行われる木曜のブルージェイズ戦で先発する予定となっている。
また、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』は同日付で電子版に掲載した試合の速報記事で、前田について次のように報じている。
「速球の制球はマエダにとって最も重要な可変要素である。この球種が正確なとき、彼にとって速球はスライダーとチェンジアップに加え、3つ目のオプションとなり、彼は支配的な存在となり得る。
7回余を無失点に抑えた前回の登板は、正にこの好例となった。彼がこれを欠いたとき、ことは剣呑となり得る。彼の金曜の登板は、これらの実証が綯い交ぜとなった」。
前田は2回に制球を欠き、結果的にこれが大惨事を招いた。この回に3安打3四球を許し、ブレーブスに3点を与えた。この後、前田にとって、さらに悪い展開となる可能性もあった。
だが、満塁の状況でフレディ・フリーマンが、336フィートの痛烈なライナーを右翼に飛ばすも、ジョク・ピーダーソンがこれを捕り、3つ目のアウトを獲ったのである。
その後、突如、前田はカチッとはまった。3回から5回にかけて、彼は7者連続三振を奪ったのである。その全てが空振り三振だった。
前田はロナルド・アクーニャ、オジー・アルビーズ、そしてフリーマンらを含む、アトランタ自慢の上位打線から三振を奪った。しかしその後、前田はにわかに崩壊した。
4回2死としたところで、彼はジョシュ・ドナルドソンに単打を許すと、ブライアン・マッキャンを歩かせた。
これは前田にとってこの日4つ目の四球であり、これはシーズン自己最多タイだった。87球で9奪三振としたこの夜の登板はこれで終わりを告げた。
5回を投げ切ることはできなかったが、7者連続奪三振を記録したのも事実である。今後、ポストシーズンへ向けてアピール度を高めるべく、前田には良い時の投球を、より長い時間持続させて欲しいものである。
J SPORTS 編集部
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