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野球 コラム 2019年7月27日

大谷翔平、地元紙で大船渡高校の佐々木朗希と比較される

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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『ロサンゼルス・タイムズ』紙が現地26日付の電子版に、大船渡高校の佐々木朗希に関する特集記事を掲載した。

速球が100マイルに達することから、「3桁の速球を投げる日本のティーンは次のショウヘイ・オオタニ」と題されたこの記事。

現在、エンジェルスで活躍する大谷翔平と比較される形で書かれており、コラムニストのディラン・ヘルナンデス氏により投稿された。以下、記事の抜粋である。

「ササキとオオタニの体型は似ている。彼らは大型ながら、走力がずば抜けているのである。オオタニが、ハナマキヒガシでそうであったように、ササキはオオフナトでクリンナップを打っている」。

しかし、日本やメジャーのチームが大谷を投手とすべきか打者とすべきか議論したのに対し(日本ハムファイターズは、結果的に彼をその両方にする決断をした)、佐々木の将来がマウンド上にあることに議論の余地はない。

「高く足を蹴り上げるワインドアップを使うササキには、オオタニが打撃で見せるような優雅さがある」。

4月にユース代表チームのキャンプにて、佐々木が時速101マイルを記録した直後に、佐々木は高校卒業後、日本のプロ野球のチームと契約する意向であることを宣言した。

日本ハムファイターズは、すでに10月のドラフトにて1巡目で佐々木を指名すると述べている。予想通り、複数のチームが彼を選択した場合、抽選でそのうちの1チームに交渉権が与えられることになる。

しかし、その計画は変わる可能性もあり、NPBの職員は、非公式に佐々木がメジャーリーグのチームに横取りされるのではないかとの懸念を吐露した。

ドジャースは佐々木をスカウティングしていることで知られるチームの1つである。大谷もそうであったように、この年齢の選手たちは自身のプランを変えるよう説得されることがある。

「高校3年生だったオオタニは、ドジャースと深い関係にあると目されており、メジャーリーグのチームと契約する意思を公にしていた。

しかし、ファイターズは彼を二刀流で起用することで彼を日本に留まるよう説得したのである。ドジャースは投手としてのみ彼を育てる計画を持っていたのだ」。

この状況を静観しているあるメジャーリーグのスカウト担当は、佐々木を高校卒業と同時にアメリカへ連れて行けるよう説得できるかどうか、その機会があるのかさえ皆目見当もつかないと述べた。

「我々は彼と接触できないんだ」とそのスカウト担当は匿名を条件に述べた。と言うのも、彼のチームは、スカウトにアマチュア選手に対するコメントを公にすることを禁じているのである。

大船渡高校は、佐々木が時速101マイルの速球を投げて以来、キャンパスへの来場者の立ち入りを禁止している。

このルールはジャーナリストにも適用されており、彼らの佐々木との接触は、夏の県大会の試合後の記者会見に制限されている。

「しかし、そうした制限は、彼を国中で最も話題に上るアスリートの1人となることを阻んではいない。日本は彼の才能を信じており、彼のストーリーに感情的な投資をしているのである。いずれ、アメリカでも、そうなるかもしれない」。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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