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マリナーズの菊池雄星は日本ジアkん30日(現地29日)、今季5勝目を目指し敵地でのアストロズ戦に先発登板するも、強力打線相手に5回6安打5失点で降板し、勝敗はつかなかった。
◆試合結果
SEA|0 2 1 0 1 0 1 0 0 0 |5
HOU|0 5 0 0 0 0 0 0 0 1X|6
試合はマリナーズが5-6で10回サヨナラ負けを喫した。この日の菊池のパフォーマンスについて、『MLB.com』ではマリナーズ担当のグレッグ・ジョンズ記者が、同日付で投稿した記事で次のように報じている。
「日本から来たマリナーズのルーキーは5回を投げ、6安打5失点を喫するも、自責は3点のみとし、勝敗は4勝5敗のまま変わらず、防御率を5.12とした」。
「キクチにとって致命的だったのは、39球を要した2回だったが、彼は守備陣の援護にも乏しく、通常は腕の良い野手として知られるゴードンは、ダブルプレーでその回を終わらせられるはずだった状況で、ジョシュ・レディックの打ったグラウンダーを獲り損ねてしまった。
キクチはこうした問題を克服できないトラブルを抱えており、アストロズもその機会に乗じた」。
直後に、ジェイク・マリスニックが、三塁線を破る2点適時二塁打で続いた。その後、ボーゲルバックが二塁方向の緩いゴロを処理するも、菊池の一塁ベースカバーが間に合わず、マイルズ・ストローが内野安打を記録した。
すると、ジョージ・スプリンガーが適時打を放つと、ホセ・アルトゥーベによる犠牲フライでスコアは2-5となった。
アストロズのような好チームに余分なセーフを与えることは許されず、アストロズは一挙5点を追加することで、マリナーズにその代償を支払わせ、無失点だった1回を、8球で終わらせた菊池のその後の投球数を膨れ上がらせた。
しかしながら、キクチは失点の非を自分のものとした。
「ボールは野手の間を抜けるようになり、その間、内野安打もありましたから、勢いは向こうに傾いているように感じました」とキクチは通訳のジェイソン・ノバクを通じて述べた。
「しかし、振り返って見ると、僕は最初の打者2人を出塁させるべきではありませんでした。(敵軍は)あれが元で勢いに乗り始めましたから」。
J SPORTS 編集部
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