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球団記録を塗り替え、メジャー記録に並んだシカゴ・カブスのダルビッシュ有によるオープナーを含まない先発投手による勝敗なしの連続記録が遂に途切れた。
現地26日に本拠地でのブレーブス戦に先発したダルビッシュは、5回5安打5失点で降板し、11試合振りについた勝敗は本人が望んでいない方だった。
◆試合結果
ATL|1 1 3 0 0 0 0 0 0|5
CHC|0 0 0 1 1 1 0 0 0|3
この結果について、地元紙『シカゴ・サンタイムズ』は同日付で電子版に「ダルビッシュによる連続勝敗なしの球団記録は“L”で途切れた」との見出しで記事を掲載した。Lは言うまでもなく、Loss=負けの意である。以下、同記事の抜粋である。
「我々は、如何にしてユウ・ダルビッシュが、先発した10試合連続で勝敗なしの球団記録を作ったかを的確に説明することはできないかもしれない。
しかし、一方で、水曜夜のブレーブス戦を5-3で敗れたことで、彼はメジャーにおいて40年以上振りに作った勝敗なしの連続試合記録を止めたわけだが、我々には彼の試合前の儀式がどのようになっているのかは、はっきり分かったのである」。
試合の約2時間前、とあるカブス担当記者が次のツイートを投稿した。“報道記者席の与太話:誰かダルビッシュにノートルダム(大学)の帽子を与えるべきだ。そうすれば、彼の額には『ND』 (No Decision=勝敗なし)の文字が入る”。
このツイートに対する最初の反応はダルビッシュの個人アカウントからのもので、ダルビッシュは“僕はこれが欲しい”というツイートを、前方に“W(Win=勝利)”のエンブレムが入ったカブスの帽子の写真を添えて投稿した。
「チームで最も活動的なソーシャルメディアユーザーの1人による試合前の習慣について何が語られるにせよ、これは明らかに今季、彼が公共の場で公開しているユーモアセンスについての洞察を提示している。
ブレーブスの強力打線と対戦したダルビッシュが、これで何をかぶらなければならないかに関して言うと、良い知らせは、どうやら彼は、ノートルダムは免れたということである」。
ジョー・マッドン監督はこの敗戦の責をダルビッシュに負わせることを拒んだ。
「彼は良くなっている」とマッドン。カブス打線はこの試合で、得点圏に走者を置いた状況で5打数無安打とし、その前の試合も含めると11打数1安打となり、どちらの試合も負けている。
「彼が最後に投げた速球は、彼のベストの投球だったかもしれない。我々は得点圏に走者がいる際に、もっと攻撃的にならなければならない。たまには6-5で勝つ試合がなければならないものだ」。
メジャーでの珍記録更新がならなかったのは幸いだったのか、あるいはこの際だから歴代単独トップに立っておいた方が良かったのか。
その辺のところは定かではないが、ダルビッシュに関しては、“本拠地リグレー・フィールドで初勝利”という報に一刻も早く触れたいところである。
J SPORTS 編集部
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