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野球 コラム 2019年6月22日

ダルビッシュ有、奇妙なメジャータイ記録を達成

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有が本拠地リグレー・フィールドでの初勝利をかけ、日本時間22日(現地21日)のメッツ戦で先発のマウンドに上がるも、勝利の女神はまたしても微笑まずじまいだった。

ダルビッシュは6回4安打4失点で降板。試合はカブスが4-5で敗れ、ダルビッシュに勝敗はつかなかった。

◆試合結果
NYM|0 1 2 0 0 1 1 0 0|5
CHC|0 2 0 0 2 0 0 0 0|4

ダルビッシュは先発した、ここ10試合連続で勝敗がつかなかったわけだが、これによりメジャー記録に並んだと『MLB.com』は同日付で同サイトに掲載した。

タイトルは「リグレーのWはダルビッシュにとって引き続き捉えどころがない」と題した記事の中で伝えている(注:リグレー・フィールドでカブスが勝利すると、試合後、勝利のWinを意味するWの旗がスコアボード上に掲揚される)。

以下、同記事の抜粋である。

「金曜の午後、メッツの外野手マイケル・コンフォートがダイヤモンドを小走りで1周し終えるなか、ユウ・ダルビッシュはグラウンドを見つめ、両手を腰に置いた。

これは、このカブスの投手にとって、またしてもリードを守り切れなかったことに根ざしたフラストレーションの瞬間だった。

メッツ戦の4-5の敗戦で、ダルビッシュは味方打線によりカブスがリードを奪った後に2本のホームランを許し、右腕にとって10試合連続で勝敗つかないという奇妙な連続記録に自ら一役買ってしまった。

ダルビッシュは未だにリグレー・フィールドでのキャリア初勝利を模索しており、彼には5月初めまで遡って、如何なる勝敗の記録もついていない」。

「単にもどかしいだけではない。奇妙だね」とダルビッシュは述べた。「僕は負けていないし、勝ってもいない。僕はとにかく勝ちたいんだ」。

オープナーを除くと、ダルビッシュは1977年のランディー・レルヒ以降、10試合連続して勝敗がつかなかった初のMLB投手であり、これでメジャーリーグ記録に並んだ。

とは言え、全ての勝敗つかずが似通っているわけではない。前回の先発でダルビッシュは、ドジャース相手に7回で10奪三振と見事なパフォーマンスを見せた。

問題は、シカゴ打線が9回のアンソニー・リゾによる勝負を決める2ランホームランまで沈黙したことだった。

この一発により、ダルビッシュの名は敗戦投手欄から消され、彼の投球欄にはまたしても『ND』(No-Decision=勝敗つかず)の文字が落ち着いたのである。

「彼が記録を作るかって?」とカブスのジョー・マッドン監督は述べた。「彼は勝利に十分な投球をしたが、今回も我々はもう少し攻撃的になる必要があった」。

記事では、ダルビッシュは連続して勝敗のつかなかった、ここ10試合のうち、2試合(5月4日のカーディナルス戦と5月9日のマーリンズ戦)はどちらにせよ勝敗のつかない4回で降板。

そして、3試合(5月20日のフィリーズ戦、5月31日のカーディナルス戦、そして先週土曜のドジャース戦)は味方打線の援護がなかった。

また、2試合(5月15日のレッズ戦と6月5日のロッキーズ戦)はブルペンが失点してダルビッシュの結果に影響を与えたとしている。

J SPORTS編集部

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