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現地8日に大谷翔平との直接対決で注目を集めた敵地でのエンゼル戦で先発マウンドに上がった菊池雄星が、3戦連続となる3回1/3、ノックアウト負けを喫した。
◆試合結果
SEA 0 1 1 0 0 1 0 0 0 3
LAA 3 0 0 4 3 0 0 2 X 12
『MLB.com』でマリナーズを担当するグレッグ・ジョンズ記者は、試合終了からさほど間を置かずに「敗戦のなか未だに答えを模索するキクチ」と題した速報記事を同サイトに投稿。
「マリナーズの新人は、ここ3試合で29安打18失点6被本塁打」と副題をつけた記事の中でこの菊池について、次のように報じている。
「頭上の綺麗な夜空に花火が打ち上がった土曜の夜のエンゼルスタジアムは、すぐそばにあるディズニーランドのようだった。しかし、ユウセイ・キクチにとって、そこは地球上でも最も幸せな場所からは程遠かった」。
花火の打ち上げは、4回のトミー・ラステラ、マイク・トラウト、そして大谷翔平から浴びた、エンゼルスの3者連続弾で、マリナーズは3-12で敗れた。
記事では、「キクチにとっては、トラブル傾向の継続となった。充電とシーズンを再可動させるため、前回の登板を回避しながらも、日本から来た27歳のルーキーは、またしても3回1/3しか持たず、9安打7失点(自責6)を許した。
マリナーズの将来的プランの貴重な戦力の一人として1月に4年5600万ドル(約60億円)で契約したキクチは、これで14試合に先発し、3勝4敗、防御率4.99となった」。
菊池はここ3試合、何れも3回1/3しか持たず、その間の防御率を14.40としている。
先発した3試合の計10回は、被安打29、失点18、自責点16、被本塁打6、6四球とし、奪三振はわずか2つのみである(ちなみにその前の5試合では2勝0敗、防御率1.95だった)。
また、記事では「この夜は前述の困難に加え、キクチは同胞のオオタニとメジャー初対戦となったことで、いつもに増して日本での注目を浴びていた。
80人以上の日本人ジャーナリストが押し寄せるなか、彼はオオタニに対し1本のホームランを含む3打数2安打された後、質問攻めにあった」。
エンゼルス担当記者の記事もそうだったが、現地記者にとっては、日本から来た報道関係者が80人以上だったという部分が、最も“ニュース”な出来事だったのだろう。
J SPORTS 編集部
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