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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が今季4勝目を目指し、敵地で行われた日本時間6月5日、現地4日のブルージェイズ戦に先発登板するも、6回6安打4失点で降板し、今季5敗目を喫した。
◆試合結果
NYY 0 0 0 2 0 0 0 1 0 3
TOR 0 0 0 0 4 0 0 0 X 4
5回の一挙4失点が響いたこの日の敗戦により、田中は今季通算3勝5敗となった。『MLB.com』では、この夜の田中の投球について、同日付で掲載した試合の速報記事で次のように伝えている。
「クリント・フレイジャーは序盤のホームランにより、自身にとってプロのキャリアで最も難しかったと語った試合からの盛り返しを果たしたが、マサヒロ・タナカが乱調をきたした5回、それをふいにし、ヤンキースはロジャース・センターでの火曜の夜の試合でブルージェイズに4-3で敗れた」。
田中はリードを保つことができず、ランダル・グリチェックにソロホーマーを許すと、フレディ・ガルビスの2ランホームランで逆転され、更にブラディミール・ゲレーロJr.の適時打で1点を追加され、結局、6回6安打4失点で負け投手となった。
地元紙『ニューヨーク・デイリーニュース』が電子版に掲載した記事もほぼ同じような書き出しとなっている。
「クリント・フレイジャーは、日曜夜の守備的な破綻と、この試合前の不平の表明で事態が悪化したことを、火曜夜の試合でホームランを打ったことで克服した。しかし、ヤンキースはマサヒロ・タナカの破滅的な5回を克服することはできなかった」。
一方、『ニュースデイ』紙は電子版の記事の中で、「これまでタナカはヤンキースの投手として、良い試合を連続した後に、そこまで良くない試合を連続させる傾向にある」と掲載。
その上で、田中本人のコメントを引用しつつ、「この日のタナカにはその両面が少しずつ垣間見えた」という論調でこの日の田中の投球を評した。以下、記事の抜粋である。 「タナカは4回を無失点に抑えるも、5回に内部崩壊し、トロントに2本塁打を許すなか、彼とヤンキースを4-3の敗戦に沈めてしまうこととなった。タナカはまだ評価に値する防御率(3.42)を維持しているとは言え、これで直近の8試合で1勝にとどまっている」。
「今は自分の方に勢いがないと感じています」と田中。「ただし、1シーズンを通してプレーすると、こういう感じの時期を乗り切らなければなりません。ですので、我慢し続けることが重要です」。
我慢の末に、個人的な浮上のきっかけが見えてくるはずだ。
J SPORTS 編集部
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