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野球 コラム 2019年6月1日

前田健太、好調だった5月を締めくくる好投

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太が日本時間の6月1日(現地5月31日)、本拠地でフィリーズ戦に先発登板し、6回3安打2失点6奪三振の好投でチームの勝利に貢献し、今季7勝目をマークした。

◆試合結果
PHI 0 0 0 1 1 0 0 0 1 3
LAD 0 0 2 0 3 0 0 1 X 6

好調だった5月を勝利で締め括ったドジャースは、これで連勝を3に伸ばした。地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』は、同日付で電子版に掲載した試合の速報記事の冒頭で、この日の前田の好投を次のように伝えている。

「ドジャースは金曜の5月最終日を、それまでの30日間と同じやり方で終わらせた。打ちまくりつつ、クオリティ・スタートを勝利へつなげたのである」。

フィラデルフィア・フィリーズに6-3で勝利したこの試合では、毎年恒例のLGBTナイトでチケット完売となったドジャースタジアム。

5万4307人の観客(2012年以降、レギュラーシーズンでは最多観客動員)を前に、前田が6回を、どっしりとしたパフォーマンスで役割を果たす一方、攻撃では4選手が4ホーマーを放った。

前田は6回を投げ、3安打2失点、無四球1被弾、6奪三振とし、88球で降板した。この登板により、今月傑出していたドジャース先発陣のパフォーマンスが完結した。

ドジャースの先発陣はこの26試合で、防御率(2.50)、WHIP(0.93)、平均投球回数(6.39)、そして奪三振/与四死球率(7.41)でメジャーのトップに立っている。

彼らは22試合で少なくとも6イニングを投げており、四死球2回以上が1度、そして3失点以下が15試合となっている。

このパフォーマンスは、ドジャースが19勝7敗とし、連敗を1度もせず、3連勝以上の連勝を4度記録した5月の原動力となった。

これでドジャースはは39勝19敗で貯金は「20」。ナ・リーグ西地区2位のサンディエゴ・パドレスに8.5ゲーム差をつけて6月を迎えることとなった。

その後、記事は、「マエダはフィリーズの打者1巡目で汗をかくことはなかった」という一文を皮切りに、この日の前田の投球の詳細を伝えた。

そして、「(5回に)ダメージを限定したマエダがドジャース先発ローテションの支配した1ヶ月を締めくくった」と結ばれた。

J SPORTS編集部

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