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シアトル・マリナーズの菊池雄星が現地30日、本拠地Tモバイルパークでのエンゼルス戦に先発登板し、3回1/3で10安打6失点と、2試合連続で振るわず今季3敗目を喫した。
◆試合結果
LAA 1 2 1 2 2 0 0 0 1 9
SEA 0 0 0 0 2 0 1 0 0 3
試合前に注目された大谷翔平との対戦は、大谷が試合に出場しなかったことで実現せず、敗れたマリナーズは長引く不振の出口が見出せない試合内容となった。
『MLB.com』でマリナーズを担当するグレッグ・ジョンズ記者は、「キクチが2試合連続で10安打を許す」と題した速報記事で、この日のルーキー左腕の投球について、次のように報じている。
「木曜にシアトルがエンゼルスに9-3で敗れた試合で先発した日本から来た27歳のルーキーが、2試合連続で対戦相手に打ち込められたことを考えると、そろそろユウセイ・キクチに例の短縮先発の機会を与えても良さそうに見える」。
菊池は2試合連続で3回1/3しか持たず、今回は苦闘の73球で、10安打6失点を喫した。
菊池はメジャー初年度の負荷減らすべく、4月25日のレンジャース戦で1イニングのみの短縮先発をした後、5月は数回にわたり傑出した投球内容を見せていた。
しかし、菊池はアスレチックスとエンゼルスに対して先発した直近の2試合で、合計6回2/3を投げ、20安打11失点(自責10)を許している。
これで菊池は成績を3勝3敗、防御率4.43とし、次はTモバイルパークで行われる火曜のアストロズ戦で先発する予定となっている。
ここ最近、マリナーズで悪戦苦闘しているのは菊池に限ったことではなく、シアトルは直近の10試合を1勝9敗とし、驚きだった13勝2敗スタート以降は、11勝33敗としている。
ジョンズ記者の指摘する通り、菊池についてはそろそろ短縮先発をはさむ頃合いかもしれない。
J SPORTS 編集部
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