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マリナーズの菊池雄星がチームの連敗を4で止めるべく、日本時間26日(日)(現地25日)に敵地で開催されたアスレチックス戦で先発のマウンドに上がるも、4回途中に10安打5失点としたところで降板となった。
チームは6-5で敗れて連敗を5とし、菊池は今季2敗目を喫した。4回途中でKOとなったこの日の菊池について、地元紙『シアトル・タイムズ』は同日付で電子版に掲載した記事で次のように報じている。
◆試合結果
SEA 0 0 1 1 1 0 0 0 2 5
OAK 1 0 1 3 0 0 0 1 X 6
「スコット・サーバイス監督にボールを渡すユウセイ・キクチを満たすフラストレーションは、隠すことができなかった。
土曜午後の強い日差しを浴びて、汗でずぶ濡れになるなか、4回にまだ2死を残したところで、彼は感情を顔に表し、失意のまま頭を横に振りつつオークランド・コロシアムのフィールドを後にした。
チームが是が非でも真逆のパフォーマンスを欲するなか、彼はひどい登板を通して苦しんだ。彼による連敗ストップの試みは、見込みを大きく下回る早さで終わり、彼に期待されたレベルの投球も見られることはなかった」。
ここ1ヶ月でシアトル最高の先発投手となっていた菊池は、まだ短いメジャーのキャリアで最悪の登板を披露し、マリナーズは一度も追いつけないままアスレチックスに6-5で敗れた。
これでチームは5連敗となり、このロード連戦は未勝利で終わった。マリナーズは直近の25試合で20敗しており、今季の成績は23勝31敗まで落ちた。
「我々は良くなる」とスコット・サーバイス監督。「この流れは変わる。正しい姿勢を持ち、忍耐し続けることができれば、そうなると私には分かっている」。
シアトルの最後の勝利は菊池がマウンドに上がった時のものだった。彼は先週日曜にTモバイルパークにて、今リーグでも最も熱いチームであるツインズに勝った。
実際のところ、今季序盤の成功を経た今の敗戦の真っ只中にあって、マリナーズは菊池が先発した直近の6試合中、5試合で勝利を拾っている。
菊池はチームにとって、このロード連戦で勝利を回収する上での最大の望みだった。しかし、菊池との対戦が3度目となったアスレチックスは、準備を万端に整えていた。
「彼の投球のミステリーは解けていた。彼の武器は知られていた。そして、相手の攻撃プランは定式化されていた。カーブでカウント早めのストライクを取られる代わりに、早めのカウントでそのカーブを打ちに来たのだ」。
遂に攻略された菊池が次回登板でいかにバウンスバックするのか、大いに注目である。
J SPORTS 編集部
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