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野球 コラム 2019年5月19日

田中将大、踏んだり蹴ったりのナイスピッチング

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ヤンキースの田中将大が現地18日、本拠地でのレイズ戦に先発登板し、6回3安打無失点6奪三振の好投で気を吐くも、救援投手がリードを守れず、4勝目を逃した。チームは延長の末、2-1で敗れた。

TB  0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2
NYY 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1

この試合で田中は6回の最後のアウトの際、打球を右スネに受け、そのまま降板となった。

この顛末について『MLB.com』は「タナカが大胆な“アシスト”で降板を余儀なくされる」と題した記事でブーン監督のコメントを交え、次のように伝えている。

「土曜に延長の末、レイズに2-1で敗れた試合で、ヤンキース先発のマサヒロ・タナカは全く意図しない形で一死を得るも、その代償は高くつくことになった」。

二死で同点の走者を二塁に置いた状況で、ヤンディ・ディアスの放った初速111.3マイル(179キロ)のグラウンダーが田中の右足に直撃。

打球は一塁手ルーク・ボイトへと転がり、ボイトがそのまま一塁でその回最後のアウトを取ったことで、ヤンキースが1-0のリードを守った。

しかし、ダグアウトへと引き上げたタナカはトレーナーと軽く言葉を交わすと、そのまま通路へと向かった。これが6回88球を投げ、3安打無失点無四球6奪三振とした田中のこの試合最後の投球となった。

X線では骨に異常はなく、右スネ打撲と診断された。このディアスによる打球の初速は今季、田中が許した打球で2番目の速さだった。

試合後、この怪我が田中の今後に影響を与えるかを問われたアーロン・ブーン監督は、「我々としてはとにかく、彼が明日どういう状態になり、その後数日間でどのように回復するか見てみるしかない」と述べた。

次戦の先発について問われた田中も、この件については同様のコメントを残した。

「今は分かりません。明日どうなるか見てみますし、今後についてはそこで判断できると思います」とタナカは通訳を介して述べた。

6回無失点で88球と、時期尚早の降板とはなったが、今回も田中はいい内容だった。これで4試合連続で失点を3点以下に抑え、1失点以下の先発試合は今季5試合目となった。

好事魔多しとはまさにこのことだが、グラウンダーとはいえ、よりにもよって今季相手打者に許した打撃で2番目の速さの打球が足に直撃とは、なんともやり切れない話である。

少なくとも骨に異常はないとのことで、今は1日も早い回復を願うばかりである。

J SPORTS編集部

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